マルチドメイン対応のメールサーバ管理ソフト〜MailAdmin2〜
ここでは、マルチドメインに対応したメールサーバ管理ソフト MailAdmin2をご紹介します。
Deasy-box MailAdmin2とは
Deasy-box MailAdmin2は、マルチドメイン対応のメールシステムを実現するソフトウェアです。 Deasy-box MailAdmin2は、オールインワンタイプのメールシステムを提供します。 Deasy-box MailAdmin2を導入するだけで、メールの送受信をはじめとした、一通りのメール機能が使えるようになります。また、管理は全てウェブインタフェースから行う事ができます。Linuxコマンドの知識がない人でも容易に管理する事が可能です。SMTPによるメールの送信、POP/IMAPによるメールの受信の他に、メールフィルタの設定、自動返信設定など便利な機能も充実しています。
導入のメリット
メールシステムを手軽に導入
Deasy-box MailAdmin2を導入するだけで、メール機能を利用することができます。基本的なメールの送受信以外にも、メールフィルタの設定、メール転送機能、自動返信設定などができます。
大規模なシステムにも適応
ユーザ・ドメインデータベースによって、ドメイン情報やユーザアカウント情報を効率よく管理する事ができます。また、柔軟な構成がとれるため、サーバの数を1台に限定することなく、組織にあった規模にする事ができます。そのため、大規模なシステムにも適応できます。
冗長化により安心なメールシステムへ
柔軟な構成が可能という特徴を活かし、HAクラスタ構成をとることで、メールシステムを冗長化する事ができます。また、負荷分散構成にする事も可能です。これにより、万一システムに問題が発生した場合でも、システムが停止してサービスが提供できないという事を防ぐことができます。
ウェブインタフェースにより設定を容易に
Deasy-box MailAdmin2の設定は全てウェブインタフェースから行う事ができます。ウェブインタフェースにより、視覚的な操作だけで設定の変更が可能です。ユーザの使う機能以外でも、管理者用のウェブインタフェースからはドメインの登録・変更・削除やユーザアカウントの登録・変更・削除が行えます。
カテゴリを自由に追加
ユーザ登録の際に、ドメイン管理者は、カテゴリを追加することができます。そのため、ユーザ名以外にも部署名や備考などを追加で登録し、管理することが可能です。
ドメインごとに別々な設定が可能
Deasy-box MailAdmin2では、各ドメインごとにドメイン管理者を設ける事ができ、ドメイン単位で別々の設定が可能です。複数のドメインをシステム管理者が一元管理し、細かい設定はドメイン管理者によって行うことができます。
メールフィルタによるセキュリティ強化
Deasy-box MailAdmin2のメールフィルタは、システム・ドメイン・ユーザによる三段階での設定が可能です。特定の条件にマッチしたメールを転送したり、スパム検出機能をもったシステムと連携すれば、スパムメールを削除する事もできます。
Deasy-box MailAdmin2 システムの詳細
- 管理
インタフェース - ユーザ設定インタフェース
- マルチ
ドメイン
対応 - メール
フィルタ - メーリングリスト機能
- システム
構成 - 稼働条件
導入費用
システム管理者用インタフェース
システム管理者用インタフェースでは、以下の設定を行うことが可能です。
- ドメインの追加・削除
- システム共通メールフィルタの設定
- 統計情報の確認
- メールログの閲覧
- 設定ファイルのバックアップ
ドメイン管理者用インタフェース
ドメイン管理者用インタフェースでは、以下の設定を行うことが可能です。
- ユーザアカウントの作成・削除・設定変更
- ドメイン共通メールフィルタの設定
- メーリングリストの作成、削除、管理
- ドメインに関するメールログの閲覧
ユーザ設定インターフェース
ユーザ設定インターフェースでは、以下の設定を行うことが可能です。
- パスワードの変更
- メール転送先の設定
- 自動返信の設定
- ユーザメールフィルタの管理
マルチドメイン対応
システム管理者は、複数のドメインの管理ができ、ドメインの追加・編集・削除が容易に行えます。各ドメインの管理は、ドメインごとのドメイン管理者が行うため、システム管理者から見れば、メールシステム全体を単一のドメインのように管理する事ができます。
ドメインの追加
以下の画面でドメインの追加が可能になります。
ドメインの編集・削除
ドメインの編集・削除画面では、追加したドメインの編集をすることが可能です。
メールフィルタ設定
メールフィルタの設定は、以下のように3段階の設定が可能です。
- システム
- ドメイン
- ユーザ
例えば、システム共通メールフィルタの設定は、システム全体に適用されます。同様に、ドメイン共通メールフィルタの設定はドメインに所属するユーザ全てに適用されます。ユーザも独自のメールフィルタの設定ができるため、システム単位、ドメイン単位、ユーザ単位での3段階のメールフィルタ設定が可能です。特定の条件にマッチしたメールを転送したり、スパム検出アプライアンスと連携してスパムメールを削除したりする事ができます。
メールフィルタ一覧
設定したメールフィルタを一覧で表示します。ボタン1つでON/OFFの切り替えや削除ができます。変更ボタンを押すと、編集画面へ切り替わります。
メールフィルタ編集画面
メールフィルタの内容を変更できます。条件を指定し、その条件にマッチした場合の処理を選択できます。更新ボタンを押すと、設定した内容が反映されます。
メーリングリスト機能
登録されたメールアドレスに一斉にメールを送信できる機能です。メーリングリストに登録しているメンバー間で、メールの共有が可能です。メーリングリストの作成・削除・管理ができます。また、メーリングリストメンバーを編集する事が可能です。
システム構成
Operating System
Red Hat Enterprise Linux 9 または、RHEL9相当のオペレーティングシステム
導入費用
年間サブスクリプション 30万円(サポート込み)
メールサーバ構築費用は別途費用がかかります。
ご検討の際など詳しい説明をお求めの方はお問い合わせください。