システム構築

事例:Postfixを利用したメールサーバ改善支援

自社で構築をしたメールサーバ(Postfix)があり、そのサーバから大量のメール配信をしているがメールの送信流量(1分あたりのメール送信数)に制限を設けて、送信先のメールサーバに負担をかけずに送りたいというご要望がありました。そこで弊社では、Postfixを利用したメールサーバの改善支援をおこないました。

導入企業業種
出版関連
ユーザー規模
約10万人
実施時期
2020年12月
お客様が悩まれていた課題
送信先のメールサーバに負担がかかっている
流量を抑えすぎると、メール送信にかかる時間が長くなってしまう
希望通りの流量に制限をするための実現方法がわからない

デージーネットが提案した「Postfixを利用したメールサーバ改善支援」

解決ポイント

Postfixの受信制限の設定に着目し、検証をおこなって提案

要望の詳細なヒアリング

お客様が検証をした設定とメール送信の結果をヒアリングしました。そこから、目標とするメール流量と数十万通のメール送信が完了する目標時間を明確に定めました。

検証環境の構築

Postfixの受信制限の方法を応用することで、結果的に外部に送信される量を制限する構成を提案しました。そして、その効果が実際にあるのかをデージーネット内で検証するために検証環境を構築して、実験を行いました。結果的に外部に送信される量を制限することができました。

1万通のメール送信の実験を重ねてパラメータの調整

実際にいくつかの設定パターンを用意して1万通のメールを送信した場合の速度(通/分)を計測しました。その計測結果から要望に一番近いものを採用しました。また、1万通のメール送信から、実際に数十万通のメールを送信するためにかかる時間も予測しお客様にお伝えしました。

コンサルティング後の結果

コンサルティングを行ったことで、お客様が要望していたメール送信量にかなり近い値で、メールが送信されるようになりました。また、メールの送信が効率化されることで、結果的にメール送信が完了するまでの時間を短くすることができました。

OSS改善支援コンサルの事例一覧



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