連携試験とは
連携試験とは、システムテストにおいて、複数の要素をつなぎ合わせたテストのことである。システム(system)は、その名の通り、いくつかの要素が連携して成り立っている。システムテストでは、まず個々の要素の確認をする単体テストを行う。次に複数の要素をつなぎ合わせた連携試験を行う。複数の要素とは、例えばサーバやネットワーク機器などの機器類、サーバ内で利用される複数のソフトウェアである。連携試験は、これらの要素をつなぎ合わせるシステムにおいて必ず行うべきものである。
特にマルチベンダで構成するシステムでは、要素間のインタフェースが正しく機能しているかを確認するために重要な工程となる。
連携試験では、一般的な試験項目のうち、特に連携に関わる部分をピックアップし、場合によっては試験項目を強化して実施する。つまり、可能な限り多くのパターンの情報のやり取り(正常系試験)を確認するのはもちろん、個々の要素がダウンしたり異常な状態に陥った時でも、周辺の要素がバックアップしたり想定した通りにエラー処理を行えるか(異常系試験)についての試験も入念に行う。
【カテゴリ】:システム開発  
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