JBossとは
JBossは、企業向けの機能を集めたJava EE(Java Platform Enterprise Edition)を使うことができるアプリケーションサーバである。日本では、JBossというと、RedHatが販売しているJBoss Enterprise Application Platoformを指す場合が多い。しかし、JBossには、WildFlyと呼ばれるオープンソースのコミュニティ版も存在している。そのため、必ずしも商用ソフトウェアの名称というわけではない。
JBossは、Javaによるオープンソース開発のコミュニティを指す場合もある。JBoss.orgコミュニティには、100以上のプロジェクトがあり、様々なソフトウェアの開発や管理が行われている。
Enterprise Java Beans(EJB)
JBossは、企業がJavaを使ってネットワーク分散型のビジネスアプリケーションを開発するための仕様であるEnterprise Java Beans(EJB)用のコンテナとして開発された。EJBは、Javaを開発したサン・マイクロシステムズが提唱した仕様である。JBossの開発は、当初はJBoss社が行っていた。しかし、2006年にRedHat社に買収され、現在はRedHat社が中心となって開発を行っている。RedHat社は、商用版のJBoss Enterprise Application Serverと、コミュニティ版の両方を管理している。JBossのコミュニティ版は、以前はJBoss Application Serverと呼ばれていたが、WildFlyに改名されている。
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