pfSenseとは
pfSenseとは、オープンソースで配布されているソフトウェアファイアウォールです。
Free BSDのカスタマイズ版のディストリビューションとして配布されていて、ファイアウォールやルータとして使えるように構成されています。GUIでの設定が可能で、さらにWi-Fi認証用のCaptive Portalをサポートしているのが特徴です。
配布形態は、LiveCDかEmbeded imageとなっています。
機能
pfSenseで提供されている主な機能には、次のようなものがあります。
- 基本的なステートフルインスペクションのファイアウォール機能
- NAT
- 設定GUI
- 接続されている機器を自動的に区別(WindowsかLinuxかなど)して、ルール設定が可能
- ポリシールーティングが可能(ロードバランサー、フェールオーバー、WAN回線の冗長化など)
- IP,network,ポートなどをグルーピングしてルール設定できる
- フラグメントパケットの再組み立て(パケットのノーマライゼーション)
- 冗長化(CARPというVRRPと同様の仕組みを使って)
- VPN(IPSec, OpenVPN, PPTP Server)
- PPPoEサーバ
- Dynamic DNS
- Captive Portal
サポート
サポートは、開発元からサポートされるサポートサブスクリプションメニューを使うことができます。
年間サブスクリプションを購入することになります。サポート内容は、問題発生時の対応、設定アシスタント、設定のレビュー、ネットワークの設計、pfSenseへの他のファイアウォールからの移行などです。
サポート費用は、ベースの年間5時間までのサブスクリプションで600ドル。追加は、5時間500ドル、10時間900ドル、20時間1700ドル、50時間4000ドルです。
(2013年5月時点)
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