ビジネスチャットの不安【見えない・残らない】を解消 リモートワークのコミュニケーションをWEBから監査 新オプション『会話ログ機能』2月12日より提供開始
2020年2月12日
ビジネスチャットの不安【見えない・残らない】を解消
リモートワークのコミュニケーションをWEBから監査
新オプション『会話ログ機能』2月12日より提供開始
2020年2月12日
株式会社デージーネット
オープンソースソフトウェア※1(以下、OSS)に特化したIT企業である株式会社デージーネット(本社:愛知県名古屋市、代表取締役:恒川 裕康)は、OSSのビジネスチャットの新たなオプションとして『会話ログ機能』を2019年2月12日より提供開始します。『会話ログ機能』とは管理者が専用のWEBページから、チャット利用者の投稿を確認できるようにした機能です。
(※1)オープンソースソフトウェア
オープンソースソフトウェア(略称:OSS)とは、無償で利用でき、ソースコードが公開されているソフトウェアのことです。
働き方改革で注目される「チャットシステム」
近年、働き方改革の取り組みのひとつとしてリモートワークを導入する企業が増えてきました。リモートワークを行う場合、遠隔地のメンバー間でコミュニケーションを円滑に行うことが課題となります。そこでコミュニケーションツールとして注目されているのが、チャットシステムです。チャットはメールよりも手軽に素早く情報を伝えることができるため、採用する企業やプロジェクトも増えています。
チャットシステム導入の課題
しかし、ビジネスでインターネット上のチャットサービスを利用する場合、以下のような理由から、チャットサービスの利用を躊躇する企業もあります。
- 機密情報や個人情報などの情報漏洩が心配
- 企業のセキュリティポリシーに反する
- 情報漏洩などが発生した場合にチャット内容を調査できない
- 社内のパワハラやいじめなどに利用される可能性がある
- チャット内が無秩序な状態になる可能性がある
- どのようなファイルがアップロードされたのか確認できない
こんな時、Rocket.Chatを利用すれば、プライベートな独自のプラットフォーム上でチャットシステムを構築することができます。
ビジネスチャット「Rocket.Chat」とは
Rocket.Chatとは、OSSのビジネスチャットのソフトウェアです。Rocket.Chatでは、企業内のプライベートな独自環境にチャットシステムを構築できます。そのため、機密情報や個人情報等を投稿する場合でも、セキュリティ面で安心して利用することができます。しかし、Rocket.Chat を利用してチャットシステムを構築しただけは、チャットのやり取りに関するログ(記録)が残りません。そのため、チャットの内容を監査することができず、チャットシステムの課題が残ります。そこでデージーネットは、チャットシステムの課題を解決するため「Rocket.Chat」の新たなオプションとして『会話ログ機能』の開発を行いました。
会話ログ機能とは
会話ログ機能とは、Rocket.Chatに投稿されたメッセージを『会話ログ』として保管し、管理者が専用のWEBページからすべてのやり取りを確認できるようにした機能です。この機能によりチャット内容を監査できるようになり、チャットシステムが管理しやすくなります。
会話ログ機能でできること
投稿内容を簡単に検索可能
会話ログ機能では、Rocket.Chat上のメッセージを専用のWEBページから簡単に検索することができます。また、利用者が多い場合でも大量のやり取りから必要な情報だけを高速に検索することが可能です。
検索には以下のような方法があります。
- 期間を絞って検索できる
- メッセージのキーワードを指定して検索できる
- キーワードは日本語でも検索可能
- ユーザIDで検索できる
- チャットのグループ名で検索できる
統計情報が一目でわかる
会話ログ機能では、Rocket.Chat上のメッセージやアップロードファイルを収集し統計情報として表示することができます。
統計情報では、アップロードファイルの数やメッセージ数をチャンネルやユーザごとに一目で確認することができます。管理者はメッセージ数やアップロードファイル数から、不自然なユーザを見つけることができます。さらに詳しく調べたい場合は、検索機能を使いチャンネルで検索することでメッセージの中身を確認することも可能です。
アップロードされたファイルはダウンロード可能
Rocket.Chatではアップロードされたファイルが利用者によって削除された場合、復元できませんでした。そこで会話ログ機能では、ファイルがアップロードされたという記録を残すだけでなく、専用のWEBページからアップロードされたファイルをダウンロードできるようにしました。これにより、Rocket.Chat上でアップロードされたファイルが削除されても、管理者はアップロードされたファイルと同じファイルをダウンロードし確認することができます。
このように『会話ログ機能』オプションを利用することで、チャットシステムを管理しやすく、安心して「Rocket.Chat」を導入できるようにしました。
会話ログ機能付きRocket.Chatでは、本社と支社間、在宅勤務者、顧客先や移動中の社員など、リモートワークでのコミュニケーションを秩序を保った状態で活性化することができます。これにより、働き方改革で求められている生産性向上も期待できます。
会話ログ機能オプション価格例
利用人数:5000ユーザ
同時接続数:300ユーザ以内
シングル構成:120万円~(Rocket.Chat構築費用込み・ハードウェア別)
クラスタ構成:202万円~(Rocket.Chat構築費用込み・ハードウェア別)
(詳しくはお問い合わせください。)
デージーネットについて
- システムの構築
デージーネットでは、Rocket.Chatも含めOSSを利用したシステムの提案・構築を行っています。デージーネットで利用しているOSSは多岐にわたり、お客様に合ったOSSでシステム構築を行うことが可能です。
- 導入後支援サービス
デージーネットでシステムを構築した場合、Open Smart Assistanceという導入後サポートを提供しています。継続してシステム管理のサポートを行うサービスで、以下のようなサポートがあります。
- Q&A(インストールしたOSSやソフトウェアの利用方法に関してのご質問にお答えします。)
- セキュリティ情報提供
- 点検とチューニング
- 障害調査、障害回避
- 障害時オンサイト対応
- 障害時システム再構築
- 運用サービス
- ソフトウェアのアップデート
参考URL
Rocket.Chat〜オンプレ用のチャット〜
昨今、会社内の連絡などにメールではなく「チャット」を利用する場合が多くなっています。ここでは、オンプレミス環境にシンプルなチャットシステムを構築できるOSS「Rocket.Chat」のメリットやシステム構成について紹介します。
構築事例:Rocket.Chatを利用したビジネスチャットシステム
社内の技術者が、気軽に社内の他の技術者や技術サポート部門に相談できるようにするために、ビジネスチャットシステムを導入しました。ビジネスチャットシステムの導入によって、それまでのメールでの相談よりも、気軽に発信ができるようになりました。また、ビジネスチャットシステム導入後は、メールの時よりもいろいろな人から応答がもらえるようになり、業務の効率が改善しました。
https://www.designet.co.jp/system/oss.php?category=network&id=11&oss=Rocket.Chat
会社概要
会社名: 株式会社 デージーネット
代表者: 代表取締役 恒川 裕康
本社 : 〒465-0025 愛知県名古屋市名東区上社四丁目39-1
資本金: 4,000万円
URL : https://www.designet.co.jp/
<一般の方からのお問い合わせ先>
https://www.designet.co.jp/contact/