Q&Aサポートもあり導入後の不明点も解決 「IoTを扱う企業」へオンプレミスでのKubernetes構築サービス 『コンテナスターターサービス』2020年4月21日に発売
2020年4月21日
Q&Aサポートもあり導入後の不明点も解決
「IoTを扱う企業」へオンプレミスでのKubernetes構築サービス
『コンテナスターターサービス』2020年4月21日に発売
2020年4月21日
株式会社デージーネット
オープンソースソフトウェア(以下、OSS)に特化したIT企業である株式会社デージーネット(本社:愛知県名古屋市、代表取締役:恒川 裕康)は、オンプレミスで手軽にKubernetes(クーベルネイティス)を利用できる『コンテナスターターサービス』を4月21日に発売します。
『コンテナスターターサービス』とは
デージーネットの『コンテナスターターサービス』は、クラウドのコンテナサービスを利用できない方に向けて、オンプレミスなKubernetes環境を構築するサービスです。
昨今、コンテナ/Kubernetesを利用するためのクラウドサービスが、多々展開されています。非常に便利に使えるサービスが多い一方で、社内の規約や機密情報に関連して、クラウドサービスの利用が憚られることがあります。そのような場合、オンプレミスな環境でKubernetesを構築することになりますが、オンプレミスでKubernetesを導入するには以下のような課題があります。
- 複数台でのKubernetesクラスタの構築が難しい
- 専門用語が多くマニュアルを見てもよく分からない
- Kubernetesのアップデートが多く対応が大変
- 自社で保守しきれない
『コンテナスターターサービス』は、この課題を解決します。
構築からサポートまでオールインワン
複雑なKubernetesクラスタの構築をデージーネットがすべて引き受けます。さらに、『コンテナスターターサービス』は、Kubernetesクラスタを利用するために必要なコンポーネントをインストールした状態でお渡しします。コンポーネントには、「Kubernetesダッシュボード」「コンテナレジストリ(Gitlab)」「Kubernetesロードバランサ」が含まれます。また利用開始後のQ&A対応や障害対応もデージーネットが行います。
Kubernetesアップデートサービス
『コンテナスターターサービス』では、年に2回ソフトウェアのアップデートをデージーネットが実施します。Kubernetesは3ヵ月に1回アップデートがありますが、連携するソフトウェアとの整合性を確認し、年に2回のアップデートで安定したバージョンを提供します。
特徴/価格
最小構成は2台から
仮想基盤にoVirt(オーバート)を利用することで、最小構成の場合、物理サーバは2台で構築可能です。最小構成でスタートした後に、必要に応じて拡張を行うこともできます。
初心者にも易しいグラフィカルな管理画面
『コンテナスターターサービス』のダッシュボードでは、YAML形式のファイルを直接手で記述することなく、WEB画面からKubernetesリソースの管理やノードの管理などの操作を行うことができます。従来のKubernetes dashboardに比べても、ユーザビリティが高く初心者でも利用しやすくなっています。
ノード切り替え後もそのまま使える
『コンテナスターターサービス』にはKubernetesのロードバランサ機能がついています。Kubernetesに含まれているロードバランサでは、コンテナネットワーク外からのアクセスが難しいという課題がありました。しかし、『コンテナスターターサービス』のロードバランサ機能では、負荷分散だけでなく、すべてのKubernetesノードでサービスIPアドレスを受け付けることができます。そのため、ノード障害時に切り替わりが発生した場合も同じサービスIPアドレスで接続することができます。
サポート
- 年に2回のメンテナンス・アップデート対応
- Q&A(インストールしたOSSやソフトウェアの利用方法などに関する質問にお答えします)
- 点検とチューニング
- セキュリティ情報提供
- 障害調査/障害回避対応
- 障害時オンサイト対応
- 障害時システム再構築
- 運用サービス
価格
構築費用 :280万円〜(ハードウェア別)
サポート費用:87万(年額)
デージーネットのサービス
デージーネットでは、Kubernetesを活用したIoT開発基盤構築など、OSSを利用したシステムの提案・構築を行っています。デージーネットで利用しているOSSは多岐にわたり、お客様に合ったOSSでシステム構築を行うことが可能です。
参考URL
Kubernetes〜コンテナ管理の課題を解決するOSS〜
Kubernetesとは、コンテナの管理を自動化するためのソフトウェアです。コンテナは完全仮想環境化に比べ、ディスク、メモリ消費量を少量で利用できます。またサービスの起動が高速でバージョン管理を容易に行うことができます。Kubernetesを使用すると、コンテナの長所を最大限に活用することができます。
構築事例:IoT開発基盤構築でのKubernetes活用
IoT開発基盤構築にKubernetesを活用しました。これまで、プロジェクト単位でクラウドを契約していましたが、以前よりも多くの部門がIoTを扱うようになりました。そこで、オンプレミスで大容量のIoT開発基盤を構築し、一定のコストで継続的に使えるIoT開発基盤を実現しました
https://www.designet.co.jp/system/oss.php?category=bigdata-iot&id=4&oss=kubernetes
用語注釈
用語 | 説明 |
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オープンソースソフトウェア | オープンソースソフトウェア(略称:OSS)とは、無償で利用でき、ソースコードが公開されているソフトウェアのことです。 |
コンテナ |
コンテナとは、ホストOS上に仮想的な独立したユーザ空間を作成し、その中でアプリケーションを実行するための技術です。コンテナは従来の仮想マシンと比較して、下記のようなメリットがあります。
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Kubernetes |
Kubernetesとは、コンテナを管理するためのOSSです。Kubernetesには、次のようなメリットがあります。
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会社概要
会社名: 株式会社 デージーネット
代表者: 代表取締役 恒川 裕康
本社 : 〒465-0025 愛知県名古屋市名東区上社四丁目39-1
資本金: 4,000万円
URL : https://www.designet.co.jp/
<一般の方からのお問い合わせ先>
https://www.designet.co.jp/contact/