オープンソースソフトウェアの導入や運用のサポートサービス 『OSSテクニカルサポート(OSSTS)』を9月1日より提供開始
2023年9月1日
オープンソースソフトウェアの導入や運用のサポートサービス
『OSSテクニカルサポート(OSSTS)』を9月1日より提供開始
2023年9月1日
株式会社デージーネット
オープンソースソフトウェア(※1)(以下 OSS)に特化したIT企業である株式会社デージーネット(本社:愛知県名古屋市、代表取締役:恒川 裕康)は、OSSを安心して活用できる新サービス『OSSテクニカルサポート(OSSTS)』を2023年9月1日(金)より提供開始します。
- 『OSSテクニカルサポート(OSSTS)』
URL: https://www.designet.co.jp/system/support/maintenance/ossts/
(※1)オープンソースソフトウェア
オープンソースソフトウェア(略称:OSS)とは、無償で利用でき、ソースコードが公開されているソフトウェアのことです。
提供背景
OSSには、特定のベンダーに依存せず、ライセンスが無料なため低価格でシステムを導入できるというメリットがあります。そのため、現在、世界中の企業でOSSが利用されており、システム開発の中でなくてはならないものとなっています。
一方で、システムの中にOSSを含めることには、「利用においてのある程度の技術力」「ソフトウェアのアップデート」「コミュニティの活動が終了する可能性」などの課題があり、常にソフトウェアの最新情報を確認し、不具合が起きた際に自力で解決しなければなりません。そのため、OSSを活用していくには、運用中の管理の問題や、それに対する人材および経験の不足という問題があります。この問題により、企業では、OSSの利用を諦める場合もあります。
デージーネットでは、このような課題を解決し、OSSを安心して活用できる新サービスとして『OSSテクニカルサポート(OSSTS)』を提供します。
サービスの内容
本サービスは、OSSの導入や運用に対する安心を届けるためOSSに特化したサポートを提供します。
【インストレーションサポート】
該当OSSのインストールに関するご質問に対応します。
【Q&A】
インストールしたOSSの利用方法に関するQ&Aを行います。
【セキュリティ情報提供】
インストールされているソフトウェアに対し、ネットワークサービスの提供に重大な影響のあるセキュリティ情報をお知らせします。
『OSSテクニカルサポート(OSSTS)』導入のメリット
OSSを利用したシステムを運用するシステム管理者は、OSSのセキュリティ情報の確認や使用中の不明点などを自分たちで情報を収集し、解決する必要があります。デージーネットが提供する『OSSテクニカルサポート(OSSTS)』を利用することでのメリットは2つあります。
運用にかかる時間を削減できる
OSSの開発や改良は、コミュニティによって管理されています。このコミュニティは、様々な人が参加しており、様々な人の貢献で成り立っています。OSSの利用者が多くなるほど、貢献の連鎖が進み、バグ修正や機能追加などで急速に改良される傾向にあります。するとバージョンアップが頻繁に行われ、ソフトウェアのアップデートが頻繁に必要になります。
このバージョンアップの情報や脆弱性の情報は、常に自分たちでチェックしていく必要があります。『OSSテクニカルサポート(OSSTS)』では、システム内にインストールされているソフトウェアの情報を個別に送付するため、自分たちで情報を探す手間や、その対策を行うべきかの判断に掛ける時間を削減することができます。
利用中の問題を相談できる
OSSをインストールしてもうまく起動しなかったり、運用後に障害が起こった場合も、サポートがない場合は助けてくれる人がいません。該当のOSSのコミュニティに連絡すれば、相談に乗ってくれる場合もありますが、多くの場合には英語での質問、さらに技術的な説明が必要になります。
『OSSテクニカルサポート(OSSTS)』では、デージーネットが長年培ってきた、OSSを用いたシステム構築やシステム全体の保守、コンサルティングの実績を活かしてサポートを行います。日本語で質問、回答を行うため、安心して分からない部分を相談することができます。
サービス概要
サービス名 | 『OSSテクニカルサポート(OSSTS)』 |
---|---|
提供開始日 | 2023年9月1日(金) |
提供時間 | 平日 午前 9:00〜午後 17:00 (土曜・日曜・祝日・休日・年末年始その他、 デージーネットが定める休日は受付時間外) |
対象OS | Red Hat Enterprise Linux 8 / Red Hat Enterprise Linux 9 AlmaLinux 8 / AlmaLinux 9 Rocky Linux 8 / Rocky Linux 9 Ubuntu 20.04 / Ubuntu 22.04 |
対象OSS | 389 Directory Server / Apache / BIND / Dovecot / FreeRADIUS ISC DHCP / Jitsi / Mailman 2 / OpenLDAP / Postfix / Unbound (注意:各ディストリビューションの標準パッケージまたは コミュニティの公式パッケージの利用を前提としています。) |
料金 | 54万円(税抜)/ 年〜 |
申込方法 | コーポレートサイトからのお問い合わせ |
URL | https://www.designet.co.jp/contact/ |
デージーネットのサービス
デージーネットでは、『OSSテクニカルサポート(OSSTS)』以外にも、お客様のシステム構築からシステム全体の運用まで一貫してのサービスも提供しています。
- システムの構築
デージーネットでは、OSSを利用したシステムの提案・構築を行っています。デージーネットで利用しているOSSは多岐にわたり、お客様に合ったOSSでシステム構築を行うことが可能です。
- 導入後支援サービス
デージーネットでシステムを構築した場合、Open Smart Assistanceという導入後サポートを提供しています。継続してシステム管理のサポートを行うサービスで、以下のようなサポートがあります。
- Q&A(インストールしたOSSやソフトウェアの利用方法に関してのご質問にお答えします。)
- セキュリティ情報提供
- 点検とチューニング
- 障害調査、障害回避
- 障害時オンサイト対応
- 障害時システム再構築
- 運用サービス
- ソフトウェアのアップデート
参考URL
OSSテクニカルサポート(OSSTS)
本サービスは、OSSの導入や運用に対する安心を届けるため、インストールサポートから、使い方に関するQ&A、脆弱性情報の提供など、OSSに特化したサポートを提供します。
会社概要
会社名: 株式会社 デージーネット
代表者: 代表取締役 恒川 裕康
本社 : 〒465-0025 愛知県名古屋市名東区上社四丁目39-1
資本金: 4,000万円
URL : https://www.designet.co.jp/
<一般の方からのお問い合わせ先>
https://www.designet.co.jp/contact/