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何をしたいのかを明確に!

システム管理のつぼ(2012年4月号)

フロンティア開発部 米山陽介

オープンソースソフトウェアでシステムを構築する際には、実現したい機能だけではなく、管理方法やアップデートなど構築情報を事前にまとめておく必要があります。

OSSには多種多様なソフトがあり、OSS同士または、他のソフトウェアと連携して比較的複雑な動作を行えるように設定できます。
そのため、大雑把な目標でシステムを構築し始めると、どのようなソフトウェアをインストールするのか、どのように設定するのかが曖昧になり、適切な判断ができなくなり混乱してしまいます。
また、設定の不備からセキュリティの穴ができてしまうこともあるかもしれません。

以前、不明確な部分があるまま構築を行った際に、当初計画していたソフトウェアでは要件を満たすことが難しいことが分かり、違うソフトウェアに切り替えることになってしまった経験があります。

それでは、どうすべきなのでしょうか?

デージーネットでは、サーバ構築の際の要件を最初に細かくお客様に確認してまとめております。また、不明点がある場合には、事前にソフトウェアの動作を調査するようにしています。
こうすることで、OSやソフトウェア、設定等がまとまり、要件を網羅できているか確認することもでき、最終的に満足できる"やりたいこと"ができるシステムになるのです。

デージーネットマガジン2012年4月号記事一覧

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