サーバの監視はしてますか?
システム管理のつぼ(2012年9月号)
フロンティア開発部 米山陽介
いつ何時、システムに不具合が生じるかもしれません。システムに不具合が生じたそのままにしておいては、サービスに影響が出てしまい沢山の人たちに迷惑がかかってしまう状態になります。
そのようにならないために、システムに不具合が生じていないか検知し、早く不具合に気付く組みを導入する必要があります。
では、実際どのように導入すればいいのでしょうか?
ログの検査や、SNMPでの状態監視、プロセス監視など様々な監視があります。 自分でスクリプトを組んで監視の仕組みを作ることもできますが、最近では、ZABBIXやNagios、Cactiといった監視ツールで、簡単に監視の仕組みをを導入する事が可能です。
以前、データベースサーバでDB領域がファイルシステムフルになり、データベースに書き込みでき無くなることがありました。結果、データの不整合が発生し、アプリケーションが正常に動作しなくなりました。バックアップからデータを復旧しましたが、データの消失が発生してしまいました。このように、思ってもみないような重大な問題につながることがあります。
デージーネットでは、監視ツールの他にも、自社で作成した監視スクリプトからメールにてシステムの不具合を周知する仕組みもとっています。