カレンダーサーバソフトウェア【MEDACA】
今月の気になるオープンソース情報(2013年3月号)
フロンティア開発部 米山陽介
デージーネットは1月18日、スマートフォンやPCと連携可能なカレンダサーバソフトウェア『MEDACA』を公開しました。
『MEDACA』を使うことで、スマートフォンのカレンダ機能やPCのカレンダソフトと連携できるカレンダサーバを低コストで作ることができます。
これまでは、インターネット上のサービスを経由して同期する方法が一般的でした。しかし、企業活動の予定を、インターネット上のカレンダで共有することは、セキュリティなどの面でリスクがあります。
そのため、カレンダの情報を共有するために、多くの企業がグループウェアや、インターネットのクラウドサービスなどを利用してきました。
しかし、こうしたソフトウェアやサービスは、一般的にユーザ毎のライセンスや課金といったコストが掛かります。そのため、導入に躊躇する企業も多かったようです。
『MEDACA』は、一般的なLinuxサーバ上で動作するWEBアプリケーションです。企業内にサーバを設置することで、安心してカレンダ情報を共有できます。
また、オープンソースソフトウェアとして無償で公開されているため、利用コストを抑えることができます。
デージーネットでも、自社サーバに導入して社員同士でスケジュールを共有しています。他の人の予定が確認でき、調整し易くなりました。
インストールドキュメントもありますし、試しに自分のサーバに導入して、スケジュール管理や知り合いとのスケジュールの共有をしてみてはいかがでしょうか?
http://www.designet.co.jp/info/?id=11