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9. サブネットを管理する

サブネットの管理画面は、 管理メニューサブネット から移動できます。 サブネットの管理画面は次の通りです。

phpIPAMのサブネット管理画面

9.1. サブネットを追加する

サブネットの追加は、 サブネットの追加 ボタンから行うことができます。 サブネットの追加 ボタンをクリックすると次の画面が表示されます。

phpIPAMのサブネット追加画面

入力項目は次の通りです。

  • サブネット : サブネットをCIDR形式で入力します
  • 説明 : サブネットの説明を入力します
  • VLAN : 別途設定したVLANを選択します
  • デバイス : 別途設定したデバイスを選択します
  • DNSサーバ : 別途設定したDNSサーバを選択します
  • マスタサブネット : 追加するサブネットの親になるサブネットやフォルダを指定します
  • Customer : サブネットを割り当てる顧客を選択します
  • 場所 : 別途設定した場所を選択します
  • Mark as Pool : YESを選択した場合、サブネットをアドレスプールとして登録します
  • 全てマークします : YESを選択した場合、サブネットのIPアドレスを全て使用済として登録します
  • 閾値 : サブネットの使用率のアラートの閾値を指定します
  • ホストの状態を確認します : 有効化すると死活監視スクリプトの監視対象になります
  • 新ホスト発見 : 有効化すると自動検出スクリプトの検出対象になります
  • DNS名参照 : 有効化するとこのサブネットのホスト名をDNSの情報から自動登録します
  • 名前で表示 : ネットワークアドレスの代わりにサブネット名で表示します

上記項目を入力し、 追加 をクリックすると、サブネットが追加されます。

9.2. サブネットの更新・削除を行う

サブネットの更新と削除は、サブネットの一覧から操作することができます。

phpIPAMのサブネット一覧画面

なおサブネット編集時の項目は、追加時と同等です。

9.3. サブネットの詳細を確認する

サブネット一覧画面でサブネットを選択すると、サブネットの詳細画面に移動できます。

phpIPAMのサブネット詳細画面

サブネットの詳細画面では次のことが行えます。

  • サブネットマスクごとの空き領域の確認
  • アクセス許可の設定
  • NAT変換の設定
  • 場所の設定
  • 変更履歴の参照
  • IPアドレスの登録・削除
  • IPアドレスのエクスポート・インポート

9.4. サブネットのアクセス許可を設定する

サブネットの詳細画面の アクセス許可 のタブに移動すると、次の画面が表示されます。 この画面では、現在設定されているアクセス権限の状態を参照することができます。

phpIPAMのサブネットアクセス許可確認画面

アクセス権の管理を行うには サブネットの許可を管理 ボタンをクリックします。 クリックすると次の画面が表示されます。

phpIPAMのサブネットアクセス許可設定

この画面では、グループとグループに対する権限を設定することができます。 権限の意味は次の通りです。

  • na : 権限なし
  • ro : 参照のみ許可
  • rw : 参照と変更の許可
  • rwa : 参照と変更と管理権限の許可

すべてのネストされたサブネットのアクセス権がオーバーライドされます をクリックすると 設定が反映されます。ボタンの表示にあるように、サブネットの配下にサブネットがある場合、 アクセス権が伝播して設定されます。

9.5. サブネットのNAT設定を行う

サブネットの詳細画面の NAT のタブに移動すると、次の画面が表示されます。 この画面では、現在設定されているサブネットのNAT設定を参照することができます。

phpIPAMのサブネットのNAT

9.5.1. NATを追加する

NATの追加を行うには Add new nat ボタンをクリックします。 クリックすると次の画面が表示されます。

phpIPAMのサブネットのNATの追加

入力項目は次の通りです。

  • 名前 : NAT名を入力します
  • タイプ : NATのタイプを選択します。選択できるタイプは以下の3つです。
    • source NAT
    • static NAT
    • destination NAT
  • デバイス : 対象となるデバイスを選択します
  • 説明 : NATの説明を入力します

上記項目を入力し、 追加 をクリックします。 続いて、NATの詳細設定を行う画面が表示されます。

phpIPAMのサブネットのNATの追加

入力項目は次の通りです。

  • 名前 : NAT名を入力します
  • タイプ : NATのタイプを選択します。選択できるタイプは以下の3つです。
    • source NAT
    • static NAT
    • destination NAT
  • デバイス : 対象となるデバイスを選択します
  • 説明 : NATの説明を入力します
  • Policy NAT : Yesを選択した場合、NATポリシーを作成します
  • Destination address : NATポリシーの宛先アドレスを入力します
  • ソースオブジェクト : 送信元のオブジェクトを追加します
  • Translated objects : 宛先のオブジェクトを追加します
  • Src ポート : 送信元のポートを入力します
  • Dst ポート : 宛先のポートを入力します

上記項目を入力し、 編集 をクリックします。 これによりNATの設定が追加されます。

phpIPAMのサブネットのNAT

9.5.2. NATの編集・削除を行う

サブネットの詳細画面の NAT からNATの編集と削除を行うことができます。 対象のNATの右側にある アクション ボタンを押します。

phpIPAMのサブネットのNAT編集削除

上記の図の番号と対応する操作は次の通りです。

  1. NATの編集
  2. NATの削除

NATの編集時の項目は、NAT追加時の詳細設定と同等です。

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