オープンソース

PowerDNSのよくある質問

PowerDNSの導入検討時にお客様からよくいただくご質問にお答えします。
なお、デージーネットでは、PowerDNSを活用したシステム構築や商用サポート、コンサルティングを行っています。

PowerDNSのよくある質問

QPowerDNSとはどのようなソフトウェアですか?
A

PowerDNSとは、Open-Xchage社が主体となって開発を行っているオープンソースソフトウェアのDNSサーバです。OSSですが、日本国内ではデージーネットが商用サポートを行っています。LDAP、MySQL、PostgreSQL、Oracle、BINDのゾーンファイルなど、様々なバックエンドを使用できます。バックエンドにMySQLやPostgreSQL等のRDBを利用する場合、Poweradmin等の管理ウェブインタフェースを利用することができ、管理面で優れています。

Q現在のDNSサーバからの移行はできますか?
A

はい。可能です。現在お使いのDNSサーバがBINDの場合、PowerDNSにはBINDからの移行を行うためのツールが付属しています。例えば、次のようにzone2sqlコマンドを使うことで、BINDで利用していたゾーンファイルをMySQLに登録することができます。

$ zone2sql --gmysql --zone-name=example.com --zone=example.com.zone | \
mysql -u pdns -p pdns

1 domains were fully parsed, containing 10 records

また、BINDで使っていたDNSSECの情報も引き継ぐことができます。

# pdnssec import-zone-key ZONE  zsk ← ZSKのインポート
# pdnssec import-zone-key ZONE  ksk ← KSKのインポート
# pdnssec show-zone ZONE ← 新しいkeyIDの確認
(snip)
ID = 5 (ZSK), tag = 33753, algo = 8, bits = 1024 Active: 1 ( RSASHA256 )
# pdnssec activate-zone-key ZONE 5 ← 新しいKeyIDの確認
QPowerDNSのデメリットはどんな点ですか?
A

PowerDNSには、BIND特有のviewという機能と同等の機能がありません。viewは、クライアントに応じて応答するゾーンの内容を変更する機能です。1つのDNSサーバで公開DNSサーバと社内DNSサーバの2つの役目を担わせる場合等に使います。ですが、最近は仮想サーバが頻繁に使われるため、viewを使ってDNSの応答を制御しなくても、別のDNSサーバを構築することで対処が可能です。なお、PowerDNSでも、Luaレコードという機能でレコード毎のviewを実装することは可能です。

QPowerDNSの稼働状況を把握したいのですが可能ですか?
A

はい。可能です。PowerDNSでは、collectdを利用することで稼働状況をグラフ化することができます。DNSのクエリ数、回答数などを次のようなGUIで確認できます。以下、実際の画面例です。

PowerDNSの稼働状況

QDNSサーバの統計情報を参照する方法はありますか?
A

はい。PowerDNSでは統計情報をWEBインタフェースから参照することができます。以下、実際の画面例です。

PowerDNS統計情報の参照1

PowerDNS統計情報の参照2

PowerDNSについてさらに詳しい情報をお求めの方は、お気軽に「お問い合わせ」下さい。

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DNSの仕組みと重要性、オープンソースのPowerDNSとUnboundを組み合わせた構成についてまとめた資料です。PowerDNSについて情報を収集する際、サービスをご検討いただく際などにお役立てください。

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一押しOSS情報「PowerDNS」

BINDに替わるDNSサーバ
〜PowerDNS〜
PowerDNSの特徴、脆弱性の数、パフォーマンスについてご紹介します。
PowerDNSの管理WEBインタフェース
PowerDNSをWeb画面から管理できるソフトウェア、PowerDNS-Admin、powerdns-webui、Poweradminを紹介します。
BIND v.s. PowerDNS
特徴・機能・性能の比較
PowerDNSと、現在広く利用されているBINDの比較第一弾をご紹介します。PowerDNSとBINDの特徴・機能・性能を比較しました。
BIND v.s. PowerDNS
サーバの管理性
PowerDNSと、現在広く利用されているBINDの比較第二弾をご紹介します。ここでは、PowerDNSとBINDの管理性を比較しました。
PowerDNSの構成例
PowerDNSを使用したDNSサーバの構成例をいくつか紹介します。
PowerDNSのよくある質問
PowerDNSの導入検討時にお客様からよくいただくご質問にお答えします。
PowerDNSバージョンアップ情報
このページでは、PowerDNSのバージョンアップ情報を紹介します。

PowerDNS調査報告書

PowerDNSとは、Open-Xchage社が主体となって開発を行っているDNSサーバです。コンポーネントとして権威DNSサーバとキャッシュDNSサーバが存在します。本書はPowerDNSについて調査した内容をまとめたものです。

PowerDNS+Poweradmin説明資料

BINDに代わって注目されているDNSサーバのPowerDNSと管理ソフトウェアの説明資料です。

NSD,KnotDNS,PowerDNSベンチマーク報告書

デージーネットOSS研究室が、BINDに代わって使われるようになった、NSD、KnotDNS、PowerDNSなどの権威DNSサーバの性能評価を行った報告資料です。

PowerDNS商用サポート

PowerDNSは、BINDに比べて管理が簡単かつ高速で、セキュリティに強いという特徴を持っています。しかし、比較的新しいソフトウェアであるため、使い方、障害時の対応に関する情報はまだ多くありません。 ここでは、デージーネットが行うPowerDNS商用サポートについて紹介します。

BINDからPowerDNSへ権威DNSサーバ移行事例

今回は、情報・通信業のお客様へDNS権威サーバを構築した事例です。お客様は、以前よりDNS権威サーバとして、BINDを利用していましたが、セキュリティ面や耐障害性に不安がありました。

PowerDNSによるDNSSEC対応の権威DNSサーバ構築事例

権威DNSサーバをBINDで構築し、DNSSEC対応をしているが管理が煩雑だということでご相談を頂きました。PowerDNSとPowerAdminを利用することで、DNSSECの運用が簡単に行えるようになりました。

PowerDNSによるDNSサーバ構築事例

BINDに替わる権威DNSサーバとして注目されているPowerDNSを使用して、DNSサーバのセキュリティとスピードの向上を図りました。また、PowerDNSの管理ツールであるPowerAdminと合わせて利用することで、管理性も向上することができました。

BIND〜DNSサーバの特徴と弱点〜

BINDとは、権威DNSサーバとキャッシュDNSサーバの両方の機能を持ったオープンソースソフトウェアです。DNSサーバのデファクトスタンダードとして古くから利用されてきました。BINDは、非常に汎用的に利用できる一方で、コードが複雑で脆弱性が潜みやすく、セキュリティ上の問題があるとされています。

DNSサーバのおすすめOSS比較9選!選定ポイントも解説

DNSサーバとは、インターネットの名前解決を行うサーバーのことを言います。ここでは、おすすめの各DNSサーバのOSSの特徴を比較し、DNSサーバソフトウェアを選定する際に重視すべきポイントをまとめました。

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