事例:Dockerを利用したアプリケーションのコンテナ化支援
お客様は製造業向けにアプリケーション開発を行っており、納品先の顧客よりGKE(Google Kubernetes Engine)上で動作するよう、コンテナでの納品を求められていました。そしてアプリケーションのコンテナ化についての支援のご要望をいただきました。当社ではお客様が開発したアプリケーションをGKE上で動作するようにコンテナ化の手順を検証し、それを客先で実演するなどのトレーニングを実施しました。
- 導入企業業種
- ソフトウェア開発
- ユーザー規模
- -
- 実施時期
- 2019年5月
- お客様が悩まれていた課題
- Dockerコンテナについての基本的な知識を身につけたい
- アプリケーションをコンテナ化する手順を知りたい
- GKE上で動作させるためのポイントを知りたい
デージーネットが提案した「Dockerを利用したアプリケーションのコンテナ化支援」
アプリケーションをコンテナ化するための知識の導入とGKE上での実動作
アプリケーションをコンテナ化したいというご相談をいただきました。お客様自身でコンテナ化自体は実装したが、今後コンテナ化をする中で理解した上で進めるために支援をして欲しいということでした。
GKE上でコンテナイメージを動作させる方法について
アプリケーションをコンテナ化して、他のコンテナと連携して一連のサービスを実装するということを手順書に従って一緒に行いました。お客様で動作として理解できない点などの質問をいただき、その場でわからない点を解決していきました。
コンテナ化のためのDockerファイル作成
全体の流れを説明した後に手順内で作成したファイルの作成ルールについて詳しく解説をしました。Docker内で使用できるコマンドについても確認をしながら実現できることについて確認をしました。
異なる実現方法の解説
プログラムをどこに配置しているのか、どのような連携をしているのかを確認しました。確認した内容からファイルをコンテナの中に内包するパターンと永続ストレージに配置するパターンなど同じプログラムの動作でも2つの実現方法があることを説明いたしました。
具体的な導入案の検討
お客様が他のどのようなアプリケーションをコンテナ化しようとしているのかを確認してそれに対してどのようにコンテナ化していくのかについて具体的な相談を受けました。実現方法についていくつかの提案をさせていただきました。
コンサルティング後の結果
手順書を参考に実際に一緒に作業することで、より一層理解を深めていただくことができました。どのようなコンテナ化をしていきたいのか具体的な提案もでき、今後のシステムの利用についても明確にすることができました。