事例:Dockerを利用したコンテナ技術支援
お客様からDockerを使ったシステムのコンテナ化について、コンテナ技術の基礎からコンテナの作成ができるまでを体系的に学びたいというご要望をいただきました。そのため、弊社では、実際にコンテナを作りながらハンズオン形式で知識を学ぶことができる講習を行いました。
- 導入企業業種
- 製造業
- ユーザー規模
- 266名
- 実施時期
- 2023年1月
- お客様が悩まれていた課題
- 自社内でコンテナを使ったシステムの構築方法がわからない
- 社内メンバーでコンテナ技術の知識レベルの差がある
- 自己流で学んだコンテナ技術があっているかわからない
デージーネットが提案した「Dockerを利用したコンテナ技術支援」
お客様専用の教材を作成し、ハンズオン形式で講習の実施
まずは、お客様が必要としている知識や要素の洗い出しを行いました。お客様によって知識量に差があるということでしたので、Linuxに関する基礎知識からDockerの運用まで、お客様専用の教材を作成しました。
また、2日間の講習を計画した際に、単純な座学のみにならないよう、1人1台PCを用意し、ハンズオン形式の講習を提案しました。今回は、実際の操作方法から、Webサーバをコンテナ化する講習を行いました。ハンズオン形式にしたことで、ただ知識を覚えるだけでなく、実用的なコンテナの操作や作成方法を教えることができました。
運用でも役に立つコンテナ管理ツールの使用方法を追加
講習の内容には、運用でも役に立つコンテナ管理ツールのPotainerの使い方を追加しました。Potainerは、オープンソースソフトウェアのコンテナを管理するGUIです。Portainerは、Docker、Kubernetes等をサポートしています。GUIのためクリック等の操作だけで、コンテナを簡単に構成、監視することができます。講習では、Potainerの管理者の操作方法から、Portainerを使ったコンテナの追加や削除の方法までを教えました。
コンサルティング後の結果
講習をハンズオン形式で行ったことで、体系的にコンテナ技術を学ぶことができ、参加者同士で共通の知識、経験を積むことができました。またコンテナを社内で操作、管理、作成する基盤を身につけることができるようになりました。