OSSのパラダイム
システム管理のつぼ(2013年9月号)
フロンティア開発部 米山陽介
OSSは、使い方によってはとても便利で、役立つものになりますが、使い方を誤ると思わぬ問題を引き起こしたり、使い辛いものになってしまいます。
では、どのようなことを知っていれば、より快適に使うことが出来るのでしょうか?
「オープンソースでメシが食えるか!?成功するシステム構築のためのOSS活用術」(秀和システム:恒川 裕康)の中で、OSSのパラダイムとして7つの原則が紹介されています。
この原則を知っていると、オープンソースを扱う場合の指針になります。
1. 善意の原則
OSSの公開情報の扱いや、コミュニティの扱いについて
2. 需要適合の原則
OSSのアップデートの扱いや、OSSの利用について
3. 陳腐化の原則
OSSの最新情報の扱いについて
4. 早期公開の原則
OSSの機能の保証について
5. OSS優先の原則
OSSを使用する環境について
6. 協調の原則
OSSの標準化について
7. 部品の原則
OSSそれぞれが部品であることについて
デージーネットでは、OSSを扱うプロフェッショナルとして、OSSをより最適に使用できるように、常に意識しています。
来月から順番に紹介します。乞うご期待ください。