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2. 準備 本章では、次のことを解説します。
- 事前に用意しておくソフトウェア
- 決めておかなくてはならないこと
- 設定概要
2.1 事前に用意しておくソフトウェア
MEDACAを利用するためには、以下のソフトウェアが必要です。 MEDACAの設定を行う前にインストールしておく必要があります。
- LDAPサーバ
- Webサーバ
- PHP5.3(PEAR、LDAP、mbstring、XML機能をサポートしている必要があります)
- SavreDAV-1.8.0
本書では、CentOS6の環境、 LDAPサーバにOpenLDAP、WebサーバにApacheを利用することを前提に解説します。
2.2 決めておかなくてはならないこと
MEDACAのインストールの前に、下記の表の項目を決定しておいてください。本書では、設定例の項目に挙げた値を設定することを前提として解説します。
項目 | 解説 | 設定例 |
ログファイル | MEDACAが出力するログファイル | /var/log/medaca.log |
LDAPバインドDN | LDAPのバインドDN | cn=Manager,dc=designet,dc=jp |
LDAPバインドパスワード | LDAPのバインドパスワード | secret |
LDAPベースDN | LDAPサーバの検索を開始するDN | ou=calendar,dc=designet,dc=jp |
SabreDAVインストールディレクトリ | SabreDAVをインストールするディレクトリ | /usr/local/lib |
2.3 設定概要
MEDACAを導入するには、下記の手順で設定を行ってください。
- SabreDAVインストール
- Dg_Commonのpearインストール
- Dg_LDAPのpearインストール
- MEDACAの入手と展開
- LDAPサーバの設定
- MEDACAの設定
- Webサーバの設定
- syslogの設定
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