SaMMAadmin 一覧へ 2. 準備
1. SaMMAadminとは
MTAと連携してメールの添付ファイルを自動的に安全化するソフトウェアSaMMA(SAfety Mail gateway with Milter Api)の管理をWEBインタフェース上で行うためのWebアプリケーションです。
SaMMAには3つの動作モードがあります。すなわち、「送信メール添付ファイル安全化モード」「送受信メール添付ファイル削除モード」「受信メール添付ファイル無害化モード」です。
「送信メール添付ファイル安全化モード」のうち、「送信メール添付ファイル安全化モード」には、「パスワードZIP変換機能」「オンラインストレージ連携機能」の2つ機能に対応しています。 SaMMAadminはpostLDAPadminのプラグインとして動作します。
1.1. システム構成
SaMMAadminが前提とするシステム構成は図のとおりです。
1.2. SaMMAadminを利用するメリット
SaMMAadminを利用することには、次のようなメリットがあります。
- LDAPデータの管理に関する知識がなくても比較的簡単にLDAPデータの追加・編集・削除ができます。
- LDAPデータの追加・編集・削除のためにLDAP管理コマンドを使用する手間がありません。
- パスワード通知メールのテンプレートや無害化設定ファイル、SaMMA設定ファイルなどをWEB画面から簡単に編集することができます。
- ユーザごとにポリシーの設定を行うことが簡単にできます。