-
サーバ構築のデージーネットTOP
-
OSS情報
-
一押しOSS
-
Jitsi Meet〜OSSのWeb会議システム〜
-
Jitsiの統計情報
Jitsiの統計情報
Jitsi Meetには、構成するコンポーネントの一部に、Jitsi Meet全体の会議室の数や参加者数などの情報を取得するためのAPIが付属しています。このAPIを利用することで、取得した時点のJitsi Meetの統計情報の閲覧が可能です。また、OSSの監視システムZabbixと連携することで、Jitsi MeetでWeb会議をした過去の統計情報を閲覧することができます。
統計情報を閲覧できるメリット
Jitsiの統計情報を閲覧できることで以下のようなメリットがあります。
- トラブルシューティング
会議室に参加できないなどネットワークの遅延や切断などが頻繁に発生している場合は、会議の円滑な進行を妨げる要因となります。統計情報を分析することで、問題点を特定し、改善策を講じることができます。また、異なるデバイスを使用している場合に、音声が途切れたり、画面が共有できなかったりといった問題が発生する場合があります。原因の究明に統計情報を役立てることができます。
- 効率的な利用方法への改善
どのくらいWEB会議が行われているか、判断することができるので、想定を超えた利用状況がないかを常に確認することができます。利用の多い曜日や時間帯を把握し、利用や頻度を分散させるなど快適なWEB会議の運用の改善に役立てることができます。
Jitsi Meetで確認できる統計情報
Jitsi MeetのAPIを利用することで統計情報を閲覧することができます。閲覧できる情報は多岐にわたりますが、主に下記のような統計情報の閲覧が可能です。
- 利用されている会議室の数
- 会議の参加人数
- 会議で接続されている端末やシステム数
- オーディオを利用している端末やシステム数
- ビデオを利用している端末やシステム数
- 入力/出力ビットレート
Jitsi MeetのAPIでは、確認している時点の情報を取得することができます。
その他に、Jitsi Meetの公式が公開している統計情報の一覧は次のURLにあります。しかし、Jitsi Meetのアップデートに資料が追従していないため、 このURLに記載された情報とは異なる値が統計情報として表示される場合があります。
https://github.com/jitsi/jitsi-videobridge/blob/master/doc/statistics.md
統計情報の注意点
Jitsi Meetから統計情報を取得することができ管理しやすくなることが期待される反面、取得する統計情報には下記のような注意点があります。
Zabbixとの連携
Jitsi Meetに付随するAPIでは、確認時点での情報しか取得することできません。過去の情報がわからないとトラブルシューティングなどで活かす事が難しくなってきます。そこで、オープンソースの監視ソフトウェアのZabbixとJitsi Meetを連携させることで、Jitsi Meetの統計情報を継続的に記録・可視化・監視ができるようになります。Zabbixで定期的に会議室や参加者の数、通信状況などの情報を記録することで、グラフで過去の状態を知ることが可能です。
Zabbixでの統計情報の表示
Zabbixは、多くの項目を監視することができるソフトウェアですが、Jitsi Meetのすべての統計情報を設定するのは非常に手間がかかります。そこで、デージーネットでは、Zabbixの設定テンプレートを修正し、新たにGithubで公開しました。またそれに伴い、インストールや設定方法に関するマニュアルも公開しています。
JitsiMeet用Zabbixテンプレート利用マニュアル
デモのお申込み
もっと使い方が知りたい方へ
操作方法や操作性をデモにてご確認いただけます。使い方のイメージを把握したい、使えるか判断したい場合にご活用下さい。デモをご希望の方は、下記よりお申込みいただけます。
OSS情報「Jitsi Meet」
- Jitsiの録画機能
- JitsiはJibriというコンポーネントを利用して、Web会議の録画を行うことができます。ここでは、Jitsiの録画機能について紹介します。
- Jitsiの統計情報
- Jitsiは、全体の会議室の数や参加者数などの情報を取得するためのAPIが付属しています。ここでは、Jitsiの統計情報について紹介します。
- Jitsi利用マニュアル
- ここでは、デージーネットで独自に作成したJitsiでWEB会議を行うための日本語利用マニュアルを紹介します。
「構築事例/情報の一覧」
JitsiはオープンソースのWeb会議システムです。リモートワークやテレワークなどで、離れた場所にいるメンバーとのミーティングなどに活用できます。本書は、Jitsiについての設定方法、使い方、その他の機能の動作を検証しまとめたものです。また、インストール方法についても記載されています。
豊田市役所様では、他社製品と比較しても非常に安価に構築できるため、Jitsiを導入しました。地理的に離れた所属の職員が集まって開催する会議や、新型コロナウィルス対策のために集合を避けての会議実施等で利用しています。有線接続の庁内LAN内での利用のため、通信遅延も少なく、快適な会議が実施できているとの評価を頂いています。
簡単に操作できるWeb会議システムで庁内で自由にWebで打ち合わせの開催を実現するために、名古屋市役所様へWeb会議システムのJitsiを導入しました。今回は名古屋市役所の担当者様に導入の背景や現在の利用状況について伺いました。
自治体様から、離れた部署の職員が集まって開催する会議や、新型コロナウィルス対策のため庁内の中で行う会議をWeb上で行いたいというご要望がありました。検討した結果、弊社では自治体向けのオープンソースのWeb会議システムであるJitsiを提案いたしました。
今回は、関西の市役所のお客様へWeb会議システムの「Jitsi」とチャットシステム「Rocket.Chat」を連携させ導入しました。お客様は、既にWeb会議では別のツールを利用されていましたが、コストや運用面で新しいツールを検討されていました。
海外のオフショア会社とのコミュニケーションがとれるツールが欲しいとのことで、ビジネスチャットシステムのRocket.Chatを導入しました。そして文字でのチャットだけではなく音声通話やデスクトップ画面の共有も行いたいとのことで、ビデオ会議システムのJitsiの連携も提案しました。
新型コロナウィルス(COVID-19)感染症の流行に伴い、東京都知事より不要不急の外出の自粛要請が行われました。この要請に伴ってデージーネットの東京営業所に勤務する社員は、自宅からのテレワークに移行しました。テレワークを行うためにWeb会議システムであるJitsiを導入しました。
ここでは、オンプレミス環境にシンプルなチャットシステムを構築できるOSS「Rocket.Chat」のメリットやシステム構成について紹介します。
リアルタイムオンラインテキストエディタとは、Web上で複数人でテキストに書き込み・編集ができるツールをいいます。ここでは、オープンソースソフトウェアのリアルタイムオンラインテキストエディタEtherpadを紹介します。
オンライン図形描画ツールとは、オンライン上で作図をおこなうことができるツールでホワイトボードツールの一つと言われています。ここでは、オープンソースソフトウェアのオンライン図形描画ツールExcalidrawについて紹介します。
働き方改革を促進するために、テレワーク環境の整備や生産性の向上などが求められています。ここではテレワークで使えるおすすめOSSについて紹介します。
在宅ワークやリモートワークは新たな働き方として注目を浴びています。テレワークを進めていく上で必要なツールというとチャットシステムや電子契約システム、Web会議システムと様々です。ここでは、クラウドサービスとオンプレミスのWeb会議システムについて比較します。