オープンソース

一覧へ

2. 設定方法

本章では、Jitsi Meet用Zabbixテンプレートの設定方法について解説します。

2.1. 前提

本手順書では、次のソフトウェアがインストールされ利用できる状態になっていることを前提とします。

  • Jitsi Meet(検証はDocker版 stable-9779で実施している)
    • Jitsi VideoBridgeのColibri REST APIが有効化されている
  • Zabbix 7

2.2. jitsi-videobridge-zabbix-templateの入手

下記のURLからテンプレートファイルををダウンロードします。

利用するファイルは次です。

  • jitsi_videobridge_templates.yaml

2.3. Zabbixへの登録

ダウンロードしたテンプレートファイルを、Zabbixにインポートします。

_images/import.png

インポートすると次のように「Template Jitsi Videobridge」が表示されます。

_images/import2.png

2.4. 監視対象ホストへの登録

テンプレートを監視対象のホストに登録してください。

_images/setting.png

2.5. マクロの調整

「Template Jitsi Videobridge」テンプレートでは、次のマクロが利用できます。

  • {$JITSI_COLIBRI_HOST}: Colibri REST APIの接続先IPアドレス・ホスト(デフォルト:localhost)
  • {$JITSI_COLIBRI_PORT}: Colibri REST APIの接続先ポート(デフォルト:8080)

これらの接続先情報は、環境によって異なるため、ホスト毎に変更を行ってください。

_images/setting2.png

2.6. 動作確認

デフォルトの動作では、1分間隔で統計情報の取得が行われます。 しばらく待って最新データやグラフを確認して、表示が行われていれば 情報取得は成功しています。

_images/graf.png
一覧へ