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5. Snipe-PCViewの活用方法

Snipe-PCViewによって、手動登録するのが困難なPCの情報を自動的にSnipe-ITに登録することができます。 たとえば、個別のPCにインストールされているソフトウェアや接続されているデバイスなどをSnipe-IT上で管理できるようになります。

このような管理情報がSnipe-IT上に登録されていることで、 Snipe-ITの検索機能、並べ替え機能、一覧機能などを組み合わせて、 PCの資産管理に活用することができます。 たとえば次のような活用方法が考えられます。

  • 特定のデバイスが接続されているPCをリストアップする
  • 特定のソフトウェアがインストールされているPCをリストアップする
  • CPU、メモリ、ディスクなどの性能や容量の大きいものを探す
    • CPUスレッド数の順に並べ替える
    • メモリ容量の大きい順に並べ替える
    • ディスク容量の大きい順に並べ替える
  • 個々のPCのソフトウェアが最新状態であるかどうかを確認する
  • その他、個々のPCの詳細な情報を参照する

5.1. Snipe-PCViewで取得できる情報

Snipe-PCViewでは、登録情報ごとに次の情報を取得できます。 これらの情報は、全てSnipe-ITの資産一覧表示画面で検索することができます。

  • CPUスレッド数
  • メモリサイズ
  • ディスク情報
    • 接続されているディスクの総容量
    • 各ディスクの名前
    • 各ディスクの容量
    • 各ディスクのストレージタイプ
  • インストール済みアプリケーション
    • インストールされているアプリケーションのうち、最も新しい更新日時
    • インストールされているアプリケーションのうち、最も新しいインストール日時
    • 各アプリケーションのアプリケーション名
    • 各アプリケーションのインストール日時
  • デバイス情報
    • デバイス種別
    • デバイス名
  • ネットワークデバイス情報
    • 各ネットワークインタフェースの種別
    • 各ネットワークインタフェース名
    • 各ネットワークインタフェースのMACアドレス

5.2. Snipe-PCViewで取得した情報を検索する

検索は、資産一覧画面上の一覧表にあるSearchボックスにキーワードを入力します。 検索対象は登録されている情報すべてです。 特定のアプリがインストールされているPCを探し出す場合などに便利です。

zipが登録されているPC資産を検索

zipが登録されているPC資産を検索する例

注意:一覧表示画面右上の虫眼鏡アイコンをクリックして表示されるAdvanced searchでは、 一覧表示項目のみが検索可能です。 一覧表示されていないインストール済みアプリケーションなどは検索対象にはなりません。

Advenced searchボタン

Advenced searchボタン

5.3. PCの性能や容量の大きさで一覧表を並べ替える

Snipe-PCViewでは、次の情報はその大きさで並べ替えられるようにデータが登録されます。 できるだけ性能の高いPC貸し出してほしいなどといった依頼を受けた場合に、 保管庫にあるPCの中から性能の高いものを探し出すときなどに便利です。

  • CPUスレッド数
  • メモリサイズ
  • ディスクサイズ

並べ替えは、一覧表の項目名をクリックすることで、 昇順/降順を切り替えることができます。

下記では、一覧表示されている状態から、 ディスクサイズで並べ替えをする例です。 「ディスクサイズ」をクリックすると、 昇順(小さい順)に並べ替えられ、 さらにもう一度クリックすると降順(大きい順)に並べ替えられます。

一覧表示の初期状態

一覧表示の初期状態

ディスクサイズの昇順に並べ替え

ディスクサイズの昇順に並べ替え

ディスクサイズの降順に並べ替え

ディスクサイズの降順に並べ替え

5.4. 個別の資産の内容を表示する

個別の資産の内容を表示するには、 一覧画面の中から資産タグをクリックします (これは、Snipe-ITの基本的な利用方法です)。

表示された画面中で、 Snipe-PCViewで登録されたカスタムフィールドの情報は、 「情報」タブ(初期表示されます)の中に表示されます。 ディスク情報やデバイス情報など複数行で表示されるものも、 すべての情報を確認することができます。

資産タグをクリック

資産タグをクリック

資産の詳細情報

資産の詳細情報例

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