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統合ログ管理・監視のOSS~Graylog~
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Graylog日本語マニュアル
4. 基本的なGraylogの理解の流れ
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6. ログの受信設定をするには(Input設定)
5. ログ参照ユーザの管理をするには
Graylogは、あらゆる操作をログイン認証を経て行います。
ユーザには、予めロールと呼ばれる権限情報が割当てられます。
Graylogのユーザの管理画面には、メニューの Authentication
のリンクから移動できます。
5.1. Graylogの認証プロバイダ
Graylogでは、内部ユーザデータベースの他、LDAP/ActiveDirectory, アクセストークンなど、
複数の方法の認証プロバイダをサポートしています。この機能を利用して、他のシステムとの
連携が可能になっています。
認証プロバイダは、複数使用することができます。
複数使用する場合、次の図のように優先度を設定することができます。
5.2. Graylogのユーザ
Grayogのユーザアカウントは、ユーザ名、電子メールアドレス、氏名、パスワードなど、一般的に設定する項目があります。
これらに加えて、セッションのタイムアウト時間、ロール、タイムゾーンを設定することができます。
5.2.1. セッション
ユーザがログインすると、そのユーザが利用しているブラウザごとにセッションが作成されます。
このセッションは、セキュリティ上の理由から、一定期間使用しない場合に終了します。
この終了までの期間が、 Timeout
の期間です。この期間が過ぎるとユーザは自動的にログアウトします。
5.2.2. タイムゾーン
Graylogは、内部的にUTCのタイムゾーンで時間情報を保存します。そのためGraylogを使用するユーザの地域に合わせたタイムゾーンで表示するように設定を変更してください。
5.2.3. 初期ロール
Graylogのユーザには、少なくとも1つのロールが必要です。
5.3. Graylogのロール
Graylogでは、以下の機能毎に、参照や編集など権限を割り当てることができます。
ロールの管理は、次の画面から行います。
Graylogには、 Admin
と Reader
と呼ばれる2つのロールが組み込まれています。
この2つのロールは、変更することはできません。 Admin
は、すべての権限を持つ管理者のためのロールです。
Reader
は、Graylogを利用するための最低限の許可を与えるためのロールです。
ロールの作成は Add new role
のボタンから行います。
名前( Name
)や説明( Description
)の他に権限情報 Permissions
の選択ができるようになっています。
Permissions
は Streams
と Dashboard
の2つに分かれており、それぞれに参照の許可 Allow reading
と
更新の許可 Allow editing
を与えることができます。
ロールの変更も基本的に同様に行うことができます。
ロールの削除については、ユーザが1人でもそのロールを持っている場合、削除が行なえません。
ユーザのロール設定を変更してから削除を行ってください。
4. 基本的なGraylogの理解の流れ
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6. ログの受信設定をするには(Input設定)
OSS情報
- ログ管理のGUI
- Graylogでは、ログサーバのシステム管理をGUIから行うことができます。ここでは、Graylogの特徴の一つであるGUIインタフェースについて解説します。
- ログ解析とログ収集
- Graylogは、様々な方法でログを収集することができます。ここでは、Graylogのログ収集と解析の機能について解説します。
- Graylogのシステム構成と拡張性
- Graylogは、ビックデータの解析に利用するOpenSearchを使い高速なログ管理システムです。ここでは、それを実現するためのGraylogのシステム構成とGraylogの拡張性について解説します。
- Graylog日本語マニュアル
- Graylogの画面は英語表記です。そのため、時には利用方法が分かりにくく迷うことがあります。こうした問題に対処するために、デージーネットで、独自に作成した日本語マニュアルです。