6. メールテンプレートの設定 一覧へ 8. その他の設定
Mailman3では、メールフィルタリングを設定することができます。 ここでは、フィルタリング設定について解説します。
Mailman3のフィルタリングでは、以下の条件でフィルタリングすることができます。
フィルタリングの設定は、管理メニューの 設定 から行います。
右メニューの メッセージの変更 をクリックします。
「コンテンツのフィルタリング」を はい に設定すると、フィルタリング設定を有効化できます。
フィルタリングの条件を設定する項目は以下の4つです。 条件の詳細については フィルタリングの条件 を参照してください。
それぞれの設定方法について例を参考に解説します。
HTMLメールだけをフィルタリングするには、「フィルタリングするMIMEタイプ」に設定を行います。
HTMLのメールのMIMEタイプ text/html を入力し、ページ下部にある 変更を保存 をクリックします。
この設定の場合、フィルタリングが動作するのは以下の通りです。
zipファイルだけをフィルタリングするには、「フィルタリングする拡張子」に設定を行います。
zipファイルの拡張子 zip を入力し、ページ下部にある 変更を保存 をクリックします。
この設定の場合、フィルタリングが動作するのは以下の通りです。
メーリングリストへの投稿を、添付ファイルのないテキストメールに制限するには、「許可するMIMEタイプ」に設定を行います。
テキストメールのMIMEタイプ text/plain を入力し、ページ下部にある 変更を保存 をクリックします。
この設定の場合、メールのコンテントタイプが[text/plain]から始まるメールしか許可されません。 そのため、テキストメールのみ投稿が可能となります。
テキストメールに添付ファイルがついていたり、マルチパートでHTMLメールが含まれているなど、テキストメールが含まれている場合でも フィルタリングの処理を設定する で設定したフィルタリング処理が行われます。
メーリングリストへの投稿を、テキストメールにPDFが添付されている場合のみ制限するには、「許可するMIMEタイプ」に設定を行います。
以下の3つを設定します。
text/plainapplication/pdfmultipart/mixedページ下部にある 変更を保存 をクリックします。
Note
添付ファイルの形式をMIMEタイプで指定する必要がある点に注意してください。許可する拡張子に[pdf]と追加しても、この項目で、PDFファイルのMIMEタイプ[application/pdf]を設定しない限り許可されません。
この設定の場合、以下の投稿が可能となります。
また、この設定の場合、メールのコンテントタイプが[multipart/mixed]から始まるメールであれば許可されます。 そのため、PDF形式以外の添付ファイルが付いている場合は、許可されていないMIMEパートが削除されて投稿されます。
HTMLパートだけのメールや、[multipart/alternative]パートで始まるメールなど、許可されていないMIMEタイプで始まるメールは フィルタリングの処理を設定する で設定したフィルタリング処理が行われます。
MIMEタイプは制限せず、PDFファイルだけを許可するには、「フィルタリングする拡張子」に設定を行います。
PDFファイルの拡張子 pdf を入力し、ページ下部にある 変更を保存 をクリックします。
この設定の場合、PDF以外のファイルが添付された場合は、削除されます。
また、添付ファイルが削除された結果、コンテンツのないメッセージになった場合は、フィルタリングの処理を設定する で設定したフィルタリング処>理が行われます。
フィルタリング後に、コンテンツのないメッセージに対して実行する処理を設定します。
設定 の右メニュー メッセージの変更 をクリックします。
「フィルタリング処理」の項目で設定を行います。
設定できる処理は以下の通りです。
