- oVirt〜VMwareに代わる仮想環境のOSS〜
- oVirtとは、KVMをハイパーバイザーとして利用することができるOSSの仮想基盤です。ここでは、oVirtの特徴やVMware製品との比較などを紹介します。
- oVirt利用マニュアル
- 本書は、oVirtのWEBインタフェースの利用マニュアルです。 主に仮想環境の管理者向けの仮想マシンやディスクなどの管理方法について解説します。
3. ユーザ/グループの管理 一覧へ 5. ISO/ディスクイメージの管理
仮想マシンの管理画面は、左サイドメニュー コンピュート から 仮想マシン を選択して表示します。
管理画面のインタフェースは次の通りです。
仮想マシン管理画面の 新規作成 ボタンをクリックすると、次の画面が表示されます。 なお、詳細オプションが非表示になっている場合は、画面左下の 詳細オプションを表示 ボタンをクリックして、オプションを表示してください。
この画面で各種項目を入力して、仮想マシンを作成します。 仮想マシンの作成パターンは大きく分けて3パターン存在します。
仮想マシンの作成は直感的に行えるようになっていますが、次のポイントに注意してください。
Note
クオータは、CPU/メモリ/ディスクの使用量をユーザやグループ毎に制限する仕組みです。
次でよく利用するオプションについて解説を行います。
全般オプションの設定項目です。
Note
仮想内専用ネットワークは、任意でIPアドレスを付与することができます。他の人が利用しているIPアドレスとバッティングしないよう注意してください。
システムオプションの主な設定項目です。
コンソールオプションの主な設定項目です。
高可用性オプションの主な設定項目です。
リソース割当オプションの主な設定項目です。
ブートプションの主な設定項目です。
仮想マシンの起動・停止・削除は次の画面で行います。
oVirtではコンソールをSPICEやVNCなどのプロトコルで参照することができます。 それぞれのクライアントソフトウェアでコンソールを参照することもできますが、最も手軽なのは ブラウザ上でコンソールを閲覧する方法です。
ブラウザでコンソールを表示する場合、 コンソール ボタン横のオプションから、コンソールオプションを 開きます。
上記の画面で、 VNC を選択した上で、 noVNC を選択します。 OK ボタンで設定を反映し、 コンソール ボタンでコンソールを開きます。
Note
noVNCはHTML5で開発されているWEBブラウザでVNC接続をするためのオプションです。