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Rocket.Chat~オンプレ用のチャット~
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Rocket.Chat管理者マニュアル
10. Rocket.Chatの運用
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11. Rocket.Chatの注意事項
Rocket.Chatは非常に便利ですが、管理上いくつか注意が必要な部分があります。
11.1. 管理者によるメッセージの閲覧について
Rocket.Chatは、ユーザープライバシーを重視して設計されています。
そのため、現状は管理者であってもチャンネルやダイレクトメッセージの
内容を閲覧することはできません。
監査目的等で全てのメッセージの閲覧が必要な場合には、別途メッセージを取得・閲覧
するための仕組みが必要です。
11.2. モバイル端末へのプッシュ通知について
Rocket.Chatのモバイル端末のプッシュ通知は、 「Team Rocket.Chat(Rocket.Chat開発母体)」が
用意するプッシュ通知用ゲートウェイを経由して行われます。
これはiPhoneやAndroid等のプッシュ通知の機能を利用するための措置です。
このゲートウェイを経由してのプッシュ通知は、一ヶ月あたり1000件という上限を
設けられています。
この上限を超えてプッシュ通知を行う場合、別のプッシュ通知の仕組みを用意するか、
Rocket.Chatのサブスクリプションを購入する必要があります。
Note
2019年10月現在、プッシュ通知の改善・追加開発に関連するアナウンスが行われています。そのため今後、状況が変化する可能性があります。
11.3. データのバックアップについて
Rocket.Chatにはデータのバックアップやエクスポートの機能はありません。
バックアップを行うためには、MongoDBのバックアップが必要です。
11.4. 開発中の機能について
Rocket.Chatでは、開発中の機能もメジャーリリースに組み込まれます。
これは利用者の意見を聞くための活動の一貫ですが、不安定な機能が含まれている場合があります。
現状、開発中とされている機能は次の通りです。
- フェデレーション機能
- IRC連携
- ビデオ会議
- E2E暗号化
これらの機能を利用する場合、よく注意して利用してください。
10. Rocket.Chatの運用
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OSS情報
- 便利機能
- ここでは、実運用時に役立つ便利な使い方を紹介します。
- 会話ログ機能
- ここでは、管理者が専用のWEBページから、チャット利用者の投稿を確認できる「会話ログ機能」について紹介します。
- インストール方法
- ここでは、チャット機能をCentOS7へインストールする方法について紹介します。