1. 概要 一覧へ 3. 認証サービス連携について
Rocket.Chatは、インストール時に管理者ユーザーを設定します。ここでは管理者ユーザーを便宜的にDesigNETユーザーとします。 DesigNETユーザーでログインすると、管理者専用の設定インタフェースから、Rocket.Chatの設定を行うことができます。
設定インタフェースは、管理者ユーザーでRocket.Chatにログインし、画面左上のメニューから開くことができます。
Rocket.Chatでは、チャットを利用するユーザーを自由に追加することができます。 ユーザー数の制限はありません。
またユーザーに対して、ロールと呼ばれる役割を与えることができます。 役割に応じて、そのユーザーが可能な操作を制限することができます。 ロールは、プリセットで用意されているものをそのまま利用することもできます。一方で新たなロールを作成して、ユーザーに設定することも可能です。
本章では、Rocket.Chatのユーザーの管理方法について解説します。
ユーザーの管理は、管理画面の ユーザー メニューからユーザー管理画面を開いて行います。
Note
本解説は、Rocket.Chatの内部DBでユーザーを管理している場合の設定方法です。LDAP等の外部認証DBを利用している場合は、認証DB側でユーザーの管理を行ってください。
ユーザーの追加を行うには、ユーザー管理画面の右端の + ボタンをクリックします。
表示された入力フォームに、追加するユーザーの情報を登録します。 入力する項目は次の通りです。
ユーザー情報を入力して、 保存 ボタンをクリックすると、ユーザーを追加することができます。
ユーザーの編集や削除は、ユーザー管理画面からユーザーを選択して行います。 ユーザーの編集は、ユーザーの追加と同等の内容を変更することができます。
ユーザーの削除は、詳細設定から 削除 をクリックすることで行なえます。
Note
チャンネルの最後のオーナーになっているユーザーは、削除することができません。チャンネルを削除するか、別のオーナーを用意してから削除してください。
本章では、Rocket.Chatのロールの管理方法について解説します。
ロールの管理は、管理画面の 権限 メニューからロール管理画面を開いて行います。
ロール管理画面は、横軸が役割・縦軸が権限のマトリックスになっています。 各ロールに必要な権限のチェックをすることで、ロールに権限を追加することができます。
Rocket.Chatで設定可能な権限は無数に存在します。 次が権限の一覧です。
Rocket.Chatには、デフォルトでいくつかのロールが用意されています。 ロールは、有効な範囲が決まっており、自動的にユーザーに割り当てられるものもあります。 主なロールは次の通りです。
ロールを新たに追加するには、ロール管理画面右上の 新しいロール ボタンをクリックします。
クリックすると次の画面が表れます。
入力項目は次の通りです。
全体 または ルーム のどちらかを選択します入力後、 保存 ボタンをクリックするとロールが追加されます。
ロール追加後、ロール管理画面で、必要な権限を有効にしてください。
ロールの編集や削除を行うためには、ロール管理画面でロールを選択し編集画面に移動します。
ロールの編集画面では、追加画面と同様にロールの内容を編集することができます。 またロールの削除やロールに所属するユーザーの一覧を参照することもできます。
Rocket.Chatでは、ロールによる操作の許可の他に、Rocket.Chat全体でユーザーの環境を制御することができます。
ユーザーの環境の設定は、設定画面の アカウント の項目から行うことができます。
設定で変更できる項目は次の通りです。
デフォルトのユーザー基本設定では、通知の設定などユーザーが自身で変更することができる項目のデフォルト値を設定できます。
設定で変更出来る項目は次の通りです。
Rocket.Chatではユーザー毎にアバター(アイコン)を設定することができます。
アカウント設定の アバター の項目で、アバターに関する設定が行えます
設定項目は次の通りです。
Rocket.Chatでは、Rocket.Chatで利用されるパスワードの文字数や文字種のポリシーを任意で決めることができます。
アカウント設定の パスワードポリシー の項目で、パスワードに関する設定が行えます
設定可能な制限は次の通りです。
Rocket.Chatでは、ユーザー登録のポリシーを設定で変更することができます。 例えば次のようなパターンの設定が可能です。
ユーザー登録ポリシーの変更は、アカウント設定の 登録 の項目で設定が行えます。
設定可能な制限は次の通りです。
