OSS改善支援コンサル
現行のシステムでどのような問題が発生しているのか、現行のネットワーク構成、サーバのシステム構成の調査、各種システムを分析し原因を特定します。また、お客様へのヒアリングを実施し、現行システムの課題を洗い出します。それらの情報を基に検討し、システムをどのように改善したら良いのかなど、最適なシステムの改善方法をご提案します。
目的 | 既存システムの移行方法について企画・立案します。 |
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OSSコンサルティングの流れ
STEP1.原因分析
システム概要、既存の設計書・設定書(実機での設定確認)の確認や、運用保守担当者またはベンダーへヒアリングし、システムの現状を分析します。
まずは、なぜ問題が発生しているのか原因を分析します。
システム概要や設計書・設定書など現行のシステムに関する情報を確認させていただき、担当者やベンダーへヒアリングを行います。担当者の方がシステム構築のご経験が無くとも問題ございません。このステップではシステムの現状を把握し、原因を想定することが目的ですので、動きが遅い、すぐ落ちるなどの現状をお聞かせください。
STEP2.改善目標設定
システム要件、既存システム課題のヒアリングします。
システムの現状をお聞かせいただいたら、改善目標を設定します。既存システムでは、何が課題になっているのかを共有し、改善すべき内容を明確にすることで、ブレることなく改善を行うことができます。
STEP3.ギャップ分析
“現状分析”と”目標設定”を比較し、相違点について課題として抽出し一覧を作成します。
改善目標ができましたら、既存システムの現状とを比較していきます。比較をすると相違点が明確となり、その点が改善すべき内容となります。改善内容が明確になりましたら、改善内容を一覧化します。一覧化することで、改善の漏れを防ぎます。
STEP4.改善方法の検討
“現状分析”の結果、“目標設定”の内容、”ギャップ分析”で抽出した課題をもとに、実現方法を検討します。
STEP1からSTEP3まで抽出できた課題をもとに、1つ1つの課題に対してどのような方法で解決を行うかを丁寧に検討していきます。すでに、課題が明確になっているため、効率的な課題解決方法の検討が可能です。
STEP5.具体策の検討
改善方法の詳細について検討し、要件を定義します。
課題解決方法の検討ができましたら、実際のシステムで行うべきことを具体化します。どのような機能をどのような方法で改善することで、課題解決が可能かを検討し、その改善のために必要なリソースや作業についての要件定義を行います。
STEP6.改善計画書
システムを構築・設定する上で必要な要件を確定させ、改善計画書としてまとめます。
具体的な改善方法が確定されましたら、それらを改善計画書としてまとめます。その改善計画書をもとに、実際にシステムの変更・設定を行う業者へ具体的な指示を出すことができるようになります。
OSS改善支援コンサル事例
Elasticsearchの性能改善事例
自社のサービス用システム用に開発したソフトウェアのログをElasticsearchで管理しているが、思ったように検索ができないということで相談を受けました。デージーネットで原因を探り、検証結果に基づいて使い方についてのアドバイスをさせていただきました。
Rocket.Chatの性能改善事例
お客様自身でRocket.Chatのサーバを構築しましたが、Rocket.ChatサーバのCPU負荷が上がってしまい、接続ができない状況が時々発生していました。そのためデージーネットで改善提案とその手順を提示するためのコンサルを行いました。
Postfixを利用したメールサーバ改善支援事例
自社で構築をしたメールサーバ(Postfix)があり、そのサーバから大量のメール配信をしているがメールの送信流量(1分あたりのメール送信数)に制限を設けて、送信先のメールサーバに負担をかけずに送りたいというご要望がありました。そこで弊社では、Postfixを利用したメールサーバの改善支援をおこないました。
認証システムFreeRadiusの脆弱性改善支援事例
今回は、大学様へ認証システムの改善支援コンサルティングを行った事例です。学内で認証システムとして利用しているFreeRADIUSに脆弱性が見つかり、その影響と対策について知りたいというご相談をいただきました。