システム構築

構築事例:IPv4、IPv6デュアルスタックサーバ移行

Open Smart Design

エンドユーザ向けにIPv6のIPアドレスを配布することになり、サービス提供サーバもIPv6対応をすることになりました。現サーバの設定を変更してデュアルスタック化を行い、IPv6でもアクセス可能なサーバにしました。

お客様が悩まれていた課題
IPv6を導入したいがノウハウがない
サービスを停止させられない
+導入企業プロフィール
導入企業業種

情報・通信(岐阜県)

ユーザー規模

約50,000人

利用OS

Linux(Red Hat Enterprise Linux 6)

導入月

2012年3月

デージーネットが提案した「IPv4、IPv6デュアルスタックサーバ移行」

アイコン男性

解決ポイント

IPv4、IPv6デュアルスタック化

IPv4でサービス提供している、WWWFTPサーバおよびメール、POP3サーバについて、IPv4、IPv6デュアルスタック化するための設定変更を依頼されました。設定変更の際に、サービス停止しないように行ってほしいという要望もありました。

クライアントアクセスを洗い出し、障害リスクを軽減

IPv4_IPv6デュアルスタックサーバ移行

SuSE Linux Enterprise Server 10で構成された既存のサーバを精査し、クライアントからのアクセスのある点を洗い出すことで、クライアントからの通信部分だけをIPv4、IPv6デュアルスタックにするように提案しました。サーバ間の通信は既存のままとすることで影響範囲を小さくし、障害のリスクを減らすように提案しました。

評価環境での事前調査に基づき、計画的に切り替えを実施

IPv4からIPv4、IPv6デュアルスタックにするための評価環境を構築して、手順を確認しました。サービス停止しないように、ロードバランサの切り替え作業をベンダーにお願いし、連携しながら作業に取り組みました。設定確認作業では、デージーネットのIPv6アドレスから接続テストを実施することで確認を行い、正常動作を確認しました。

導入後の結果

アイコン女性

IPv4、IPv6デュアルスタック環境へ移行したあとも、問題なく運用できています。WWW、メールなど、インターネットサービスプロバイダで提供する主要サービスのほとんどで、IPv6対応サービスを提供できるようになりました。

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