インターネットサーバ構築
OSSが、最初に普及したのはインターネットサーバの分野です。そのため、インターネットの主要なサービスのほとんどでOSSを利用することができます。
デージーネットでは、多くのインターネットサービスプロバイダやネットサービス事業者のサーバを構築した実績があります。こうした実績を背景に、必要とされる機能をスピーディーに構築します。
LinuxやOSSを活用したインターネットサーバ構築
デージーネットは、LinuxやOSSがもっとも使われているインターネットサーバの分野で、とても豊富な経験を持っています。
2019年9月末時点で、次のような構築実績があります。
- 構築後の管理まで依頼されているサーバ:1086台
- 上記以外で障害時のサポートを契約しているサーバ:808台
デージーネットは、1年間に300台近いインターネットサーバをLinuxで構築しています。
その分野は、WWWサーバ、メールサーバ、DNSサーバ、データベースサーバ、アプリケーションサーバ、認証サーバなど、多岐に渡ります。
そのため、Apache、squid、sendmail、Postfix、bind、postgreSQL、MySQL、PHP、Tomcat、OpenLDAP、FreeRADIUSなどの標準的なアプリケーションの経験はとても豊富です。さらに、お客様の要望にあわせて、まだあまり知られていないアプリケーションも積極的に利用していきます。
サーバ構築の時には、次のようなご要望をよくいただきます。
- ライセンス費用を抑えたい
- 止まりにくいサーバを構築して欲しい
- 監視やバックアップなども一緒に提案して欲しい
- 運用しやすい管理画面等がほしい
- できるだけ台数を減らしたい
- 最短納期で作ってほしい
私たちは、この様なご要望をしっかりヒアリングした上で、様々なOSSを組み合わせて最適なシステムを提案します。
OSSを利用してカスタマイズを行うため、ご要望・状況に合ったシステムを構築することができます。
セキュアWebサーバの構築〜SELinuxによる高セキュリティなWWWサーバ〜
例)セキュアWebサーバ構築サービスのご提供
SELinux(Security Enhanced Linux)は、Linuxのセキュリティを大幅に向上する機能です。
プロセスごとのアクセス制御やアクセス制御の強制適用により従来よりも強固なセキュリティを実現できます。デージーネットではSELinuxの機能を活用し、高セキュリティなWWWサーバを構築します。また、お客様作成のWebアプリケーションにも専用のセキュリティポリシーを設定することで、最小限のアクセス許可を与えます。
- WWWサーバから専用CGIへの実行のみを許可
- 専用CGIからWebコンテンツへの読み込み、書き込み、追記、削除禁止
- WWWサーバからWebコンテンツへの書き込み、追記、削除を禁止
- WWWサーバからWebコンテンツへの読み込みを許可
インターネットサーバ構築事例
Squid、delegateによるプロキシサーバ事例
プロキシサーバをクラウド環境へリプレースしました。 RedHat Enterprise Linux、squid、delegateを使って実現し、現行システムからもシームレスに移行できました。
PostgreSQLサーバ冗長化事例
Postgres、pgpoolで冗長構成されたWEB-DBシステムを、DRBD、heartbeatを使ったシステムに置き換えることで性能向上を実現しました。
Keepalived/LVSで冗長化した負荷分散システム事例
新たな携帯コンテンツサービスを開始するにあたり、クラウド上にWWWサーバ、メールサーバ、DBサーバを構築しました。さらにKeepalived/LVSで冗長化した負荷分散システムを構築し、Webとメールのアクセスを分散、アクセス数が多くても耐えられるシステムを構築しました。
Fessによるサイト内検索システム事例
ホームページにサイト内検索の機能を持たせたいということで、相談を受けました。デージーネットからは、Fessを使った検索システムを提案しました。サイト内検索の統計情報や、検索キーワードなどはKibanaを使って参照できるようになり、SEO対策にも生かせるようになりました。
AIDEによるWebサイトの改竄検知事例
Webサイトのセキュリティを強化したいという要望を受けて、改竄検知の仕組みを提案しました。RedHat Enterprise LinuxやCentOSに採用されいているオープンソースソフトウェアのAIDEを使って、改竄検知を実現しました。
AWSでの冗長化システム事例
システム更改のタイミングで、AWSにWebサーバ、APサーバ、DBサーバを構築しました。それぞれのサーバをクラスタ構成とし、AWS上でアプリケーションレベルでの冗長化を実現することができました。また、クラスタの管理も、GUIから簡単に行えるようになりました。
DHCPサーバ冗長化(IPv6対応)事例
エンドユーザ向けにIPv6のIPアドレスの払い出しをしていくため、IPv6対応のDHCPサーバ構築の依頼をされました。重要なサービスのため、冗長化したDHCPサーバとして提供しました。
IPv4、IPv6デュアルスタックサーバ移行事例
エンドユーザ向けにIPv6のIPアドレスを配布することになり、サービス提供サーバもIPv6対応をすることになりました。現サーバの設定を変更してデュアルスタック化を行い、IPv6でもアクセス可能なサーバにしました。
ISC DHCPからKea DHCPへのDHCPサーバ移行事例
お客様は、IPアドレスの割り当てを行う役割のDHCPサーバーにISC DHCPを利用していました。しかし、ISC DHCPサーバーの開発が終了したため、お客様は、このまま利用していくことに不安を感じ、新しいDHCPサーバーへの移行を検討されていました。また、固定IPアドレスの払い出しや、利用しているIPアドレスや有効なIPアドレスの残数の管理も行いたいとのことでした。
IPv6対応でログも確認できるDHCPサーバ構築事例
お客様は、IPv6のサービスを提供することを検討していました。現状のDHCPサーバは、IPv6に対応しておらず、IPv6に対応したDHCPサーバのリプレースをご要望でした。弊社では、DHCPサーバに加えログも確認できるシステムを提案しました。
CentOS8からAlmaLinuxへOS移行事例
今回は、ケーブルテレビ会社様にてCentOS8からAlmaLinuxへの移行をした事例についての記事です。お客様は、2021年12月末のCentOS8サポート終了に伴い、新たなOSへの移行を検討されていました。移行による現行サービスの停止をなるべく最小限に抑えたいとのご要望でした。
CentOS7からAlmaLinuxへOS移行事例
今回は、人事関連のシステム開発及びアウトソーシングを行う会社様にて、CentOS7からAlmaLinuxへの移行をした事例です。お客様は、2024年6月末にサポート終了するCentOS7を利用しており、代替のOSへの移行を検討していました。