構築事例:Cactiによる大規模監視システム
オープンソースの監視ソフトウェアCactiを使って、監視システムサーバを構築しました。1500台以上のサーバに対して監視を行い、閾値監視、障害時のメール通知などを実現しました。
- お客様が悩まれていた課題
- MRTGとnagiosで作ったシステムが古くなった
- MRTGは設定変更が面倒
- 障害時に通知する機能がない
- +導入企業プロフィール
- ★
導入企業業種
金融(東京都)
ユーザー規模
不明
利用OS
Linux(CentOS5)
導入月
2009年11月頃
デージーネットが提案した「Cactiによる大規模監視システム」
OSSの監視システムCactiを提案!
Webインタフェースから、サーバやネットワーク機器の状態をグラフで確認でき、情報取得対象のサーバの追加・変更などを行うことができるCactiをご提案しました。
Cactiで設定変更が容易に
これまでは、MRTGとNagiosを利用していましたが、MRTGの設定変更等を簡単に管理できる仕組みがありませんでした。Cactiでは、たくさんのグラフをネットワーク機器の機種や用途などで分類し、ツリー構造で管理することができるようになり、とても便利になりました。設定変更を行うユーザと、グラフを見るユーザを別々の権限で設定することで、運用と管理を分離できるようになりました。
アラート通知機能をプラグインで実現
閾値設定とアラート通知を行う機能は、標準的なCactiの機能では実現できないため、CactiUsers提供の監視プラグイン(thold)の追加を提案しました。
たくさんのサーバの監視を実現
監視対象が非常に多いため、監視プラグインの選定にあたっても性能検証を実施し、最適なプラグインを選びました。構築時には、1000台近くのサーバ追加のご要望をいただき、自動追加スクリプトを作成して作業を行いました。また、公式な日本語マニュアルが存在しないため、操作手順書を作成し、納品させて頂きました。
導入後の結果
1500台近くのサーバ機器に対する監視を行えるようになりました。また、システムのご運用担当者からは、操作手順書が分かりやすく、対象サーバの追加が簡単に行えるようになり負荷が下がったという評価を頂いています。
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