構築事例:Squid、delegateによるプロキシサーバ
プロキシサーバをクラウド環境へリプレースしました。 RedHat Enterprise Linux、squid、delegateを使って実現し、現行システムからもシームレスに移行できました。
- お客様が悩まれていた課題
- 現行サーバが古くなった
- 現行サーバの機能が把握できていない
- クラウドを使いたいがSaaSでは機能不足
- +導入企業プロフィール
- ★
導入企業業種
サービス(愛知県名古屋市)
ユーザー規模
2000人
利用OS
Linux(Red Hat Enterprise Linux 6)
導入月
2012年2月頃
デージーネットが提案した「Squid、delegateによるプロキシサーバ」
クラウド環境に専用サーバを構築
現行のプロキシサーバが老朽化しているため、クラウド環境上に影響なくリプレースしたいというご要望をいただきました。
OSSを活用してシステムを構築
クラウドの仮想プラットフォーム上に、RedHat Enterprise Linuxを利用してシステムを構築しました。オープンソースソフトウェアのsquidとdelegateのインストール・設定を行い、http/ftpのプロキシを行うサーバを構築しました。
現行システムを詳細に調査
最初に、現行システムの設定内容を詳細に調査しました。現行システム、新システムどちらもオープンソースソフトウェアのsquidを使用していましたが、ソフトウェアのバージョンが違いました。そのため、リリースノートなどを元にソフトウェアの互換性を調査しました。動作が変わった点は詳細に調査し、同じ動きとなるようにパラメータの調整まで行いました。
また、どのクライアントが、どのサービスへアクセスを行う必要があるのかを整理し、アクセス制御の設定を行いました。
導入後の結果
現行システムから、シームレスに移行を完了させることができました。エンドユーザ様の設定も変更することなく、クラウド上にシステムを移行することができました。また、移行とあわせてセキュリティがより強固になりました。
詳細に事前調査を行ったため、ほとんど移行上の問題は発生しませんでした。ただ、業務システムの一部に従来のプロキシサーバの仕様を前提としている機能があり、正常に動作しないケースがありました。しかし、すぐに問題点を調査し、動作の調整を行いました。
詳細に事前調査を行ったため、ほとんど移行上の問題は発生しませんでした。ただ、業務システムの一部に従来のプロキシサーバの仕様を前提としている機能があり、正常に動作しないケースがありました。しかし、すぐに問題点を調査し、動作の調整を行いました。
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