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DXツールを無料のOSSで導入するメリットとは?おすすめ17選と選び方
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DX化に役立つおすすめOSS「業務効率化ツール」
DX化に役立つおすすめOSS「業務効率化ツール」
業務効率化ツールには様々な種類がありますが、一般的に、繰り返し発生するような手動作業を自動化したり、ペーパーレス化を実現したりする機能が含まれます。自動化されることで、人的ミスの減少によるサービス品質の向上や、時間・コストの削減による業務効率化が期待できます。
プリザンター(ローコード開発)
プリザンター(Pleasanter)とは、画面操作だけでデータベース型の業務アプリケーションを作成することができる、ローコード開発プラットフォームです。営業の顧客管理や案件管理、問い合わせ管理などのExcelで管理するようなデータを、用途ごとの豊富なテンプレートを使って、プログラミング不要(ノーコード)でシステム化することができます。また、足りない部分はソースコードを追加して(ローコード)、機能や見た目を変更することも可能です。他のデータベースからデータをインポートすることもできます。さらに、プリザンターの「プロセス機能」を利用して稟議申請のようなワークフローを実現したり、CarboneJSと連携させて、プリザンター内のデータを帳票出力するといった使い方も可能です。
プリザンターを使うことで、エンジニアのように専門知識を持っていない人でも、簡単に業務アプリケーションを作成することができます。そのため、実際に業務アプリを使う利用者が主体となってアプリ開発を進めることができます。従来は金銭的・時間的なコスト面でなかなかシステム化できなかった分野も、ローコード開発によって実現でき、組織のDX化をより促進することが可能です。 そしてその分、エンジニアなどのIT技術者はより高度な開発に注力することができます。
Snipe-IT(資産管理)
Snipe-ITとは、パソコンやプリンター、ソフトウェアなどのIT資産を管理するためのソフトウェアです。IT資産だけでなく、コピー用紙や文房具などの消耗品のほか、ライセンスやWindowsPCのスペックなども管理でき、登録情報の自由度が高いのが特徴です。有効期限や残数をアラートで通知したりすることができるため、物品が無くなってから慌てて購入したり、保証期間切れのまま運用したりするリスクを回避することができます。
なお、Snipe-ITでは、資産を管理するためのQRコードを発行することもできます。例えば、資産を貸し出すとき、QRコードをシールなどに印刷し貼り付けておくことで、後からすぐ資産情報を確認することができます。スマホ等でQRコードを読み込むだけなので、従来の棚卸作業にかかっていたリソースを削減することができます。
Fess(全文検索)
Fessは、OSSの全文検索システムです。全文検索とは、ファイルやフォルダの件名だけでなく、その中身の本文全体を含む、全ての文字情報を対象とした検索技術のことです。Fessを使うことで、ファイルサーバに保管された大量のファイルの中から、全文検索によって必要なファイルをすぐ抽出することができます。また、Webサイトのサイト内検索にも応用することができます。
Fessは、必要なファイルや文書を探す時間を減らすだけでなく、ペーパーレス化にも効果的です。オプションでOCR機能を利用することができ、書類をスキャンしたPNGやPDF(画像)形式の文書も、全文検索の対象とすることが可能です。これまで紙で保管していた書類をデジタルデータとして保存できるため、印刷代・コピー用紙代などのコスト削減、保管スペースの確保、環境保全など様々なメリットをもたらします。
DX化に役立つおすすめOSS
- コミュニケーションツール
- ここでは、Jitsi、BigBlueButton、Zulip、Mattermostについて紹介します。
- 業務効率化ツール
- ここでは、プリザンター、Snipe-IT、Fessについて紹介します。
- 情報共有ツール
- ここでは、Nextcloud、AVideo、CanvasLMS、Wiki.jsについて紹介します。
- BIツール
- ここでは、Apache Superset、Grafana、Metabaseについて紹介します。
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