システム構築

構築事例:メール転送時の添付ファイル削除システム

Open Smart Design

携帯電話へメールを転送する時に、添付ファイルを削除したいということで相談を受けました。Postfixの配送制御機能とSaMMAの添付ファイル削除機能を組み合わせてシステムを構築しました。

お客様が悩まれていた課題
携帯電話で添付ファイルを受けとると、ダウンロードに時間がかかる
添付ファイルのサイズが大きいと、メールの転送が失敗する
+導入企業プロフィール
導入企業業種

情報・通信(東京都)

ユーザー規模

50人

利用OS

CentOS6

導入月

2016年12月

デージーネットが提案した「メール転送時の添付ファイル削除システム」

アイコン男性

解決ポイント

Postfixのメール配送制御機能とSaMMAのの添付ファイル削除機能を連携

デージーネットがメールサーバを構築したお客様から、携帯電話へメールを転送する時に、添付ファイルを削除したいということで相談を受けました。外出が多い担当者が、携帯電話へメールを転送するようにしているのですが、添付ファイルが付いたメールは携帯電話にダウンロードするのに時間がかかり使いにくい状態だということでした。また、添付ファイルのサイズが大きい場合には、メールの転送自体が失敗してしまうこともあるということでした。

Postfixの配送制御機能

添付ファイルを削除して転送したいメールアドレスを、事前に設定ファイルに登録するようにしました。該当のメールアドレス宛のメールだけは、配送経路が変更され、転送メールだけに添付ファイル削除機能を適用するようにシステムを構成しました。

SaMMAの添付ファイル削除機能

転送したメールから添付ファイルを削除する機能を実現するために、デージーネットが開発したOSSであるSaMMAを使いました。SaMMAには、メールの内容を分解し、添付ファイルだけを取り除く機能があります。この機能を使って添付ファイルを削除してから、メールを転送するようにしました。

管理GUIが必要かを検討

デージーネットからは、転送先の携帯メールアドレスを登録するWEBインタフェースを用意する案と、システム管理者が設定ファイルに登録する案の二つを提案しました。お客様の社内で検討していただいた結果、システム管理者が手動で登録を行う方法にすることに決まりました。システム管理者が削除設定されていることを把握するためです。

メール転送時の添付ファイルシステム削除システム構築事例

導入後の結果

アイコン女性

携帯電話へメールを転送する場合には、システム管理者に申請を行うだけで、添付ファイルが削除されるようになりました。そのため、外出中にメールの確認を行う手間が軽減され、非常に使いやすくなったと評価を頂いています。

【Webセミナー】自社でOSSを採用しよう!今更聞けないOSSの基本セミナー

日程: 11月22日(金)Webセミナー「BigBlueButton」を使用します。
内容: OSSを導入したいけど、どこから手をつければいいかわからない方必見!
ご興味のあるかたはぜひご参加ください。

セミナー申込

メール転送時の添付ファイル削除システムの関連ページ

メールシステム構築の事例一覧

デージーネットの構築サービスの流れ

デージーネットの構築サービス(Open Smart Design)では、OSSを安心して使っていただくために、独自の導入ステップを採用しています。詳しい情報は以下のリンクからご覧ください。


詳細情報ボタン

サービスの流れイメージ

様々な事例を集めたモデルプラン(費用例付き)をお送りしています。

代表的な事例を集めた「モデルプラン」をお送りしています。費用の例も記載しておりますので、価格感も知って頂ける資料となっております。
ご希望の方は、下記よりお申し込みください。


モデルプランをご希望の方

モデルプラン資料イメージ

各種費用についてのお問い合わせ

コンサルティング費用、設計費用、構築費用、運用費用、保守費用など、各種費用についてのお見積もりは以下のフォームよりお気軽にお問合せ下さい。


unboundやPowerDNSを使用したDNSサーバのモデルプランをご希望の方

全国対応イメージ

メール転送時の添付ファイル削除システムの先頭へ